遠藤利彦さん
「Less is More(少ないほうが豊かである)」という言葉がありますが、子どもの発達にもあてはまるのではないかと感じます。でも、私たち大人は、その逆の「More is More」、たくさん与えてあげればあげるほど子どもの発達は豊かに広がるはずだと考えがちです。
子どもは制約された限られた中で、興味のあることを自分で作ろうとします。例えば、いろいろなごっこ遊びやふり遊びを展開して、その中で力を身につけていくことがあります。そのようなプラスの面にも目を向けることも大切だと思います。