子育てを夫に頼れず、精神的に疲れる…
夫は育児に消極的です。平日は朝から晩まで仕事で、ほとんど家にいません。休日も育児に参加することはめったにありません。散歩や買い物のとき、パパと一緒にいる家族を見て、幸せそうだなと感じてしまいます。
もともとは2人で一緒に家事をしていたのですが、子どもが生まれて、育児になるとなぜかノータッチになりました。最初はだっこやミルクやおむつをお願いしていたのですが、「なんでしてくれないの? 誰々さんちはやってるよ」のようなことを言ってしまったのがよくなかったかもしれません。「自分は仕事をして、休みは育児をして、自分の人生って何だろう?」と言われてしまって、何も頼めなくなりました。もういいや、この人に何を言ってもだめだ、もう家事も自分でやればいいやと思って…。なんとか我慢して頑張らないと、と思っています。
(5か月 女の子のママ)
もともとは2人で一緒に家事をしていたのですが、子どもが生まれて、育児になるとなぜかノータッチになりました。最初はだっこやミルクやおむつをお願いしていたのですが、「なんでしてくれないの? 誰々さんちはやってるよ」のようなことを言ってしまったのがよくなかったかもしれません。「自分は仕事をして、休みは育児をして、自分の人生って何だろう?」と言われてしまって、何も頼めなくなりました。もういいや、この人に何を言ってもだめだ、もう家事も自分でやればいいやと思って…。なんとか我慢して頑張らないと、と思っています。
(5か月 女の子のママ)
両親の緊張感が子どもに伝わるようになる
回答:倉石哲也さん とても頑張っておられて大変だと思います。そしてパパにも参加してほしいという思いもある。お子さんのことを考えると、いますぐに何かをしないといけないわけではありませんが、この先、どのようにパパが育児に登場する場面をつくっていくのか考えたほうがよいと思います。 子どもが1~2歳ぐらいになると、何となく家の雰囲気や両親の緊張感を感じ取ることがあります。そのときのために、少しずつでも関係をよくしていく準備をされたほうがよいでしょう。
自分の大変さを行動でアピールする
回答:倉石哲也さん パパは「まだ大丈夫だろう。せっぱ詰まってはいない」と思っているかもしれません。そんなときは、自分の大変さを、言葉だけではなく行動でアピールするのもひとつの方法です。極端な例ですが、パパの前で皿を割ってみたり、痛いと言いながらのたうち回ったり。最後の手段かもしれませんが、それぐらいしないと伝わらない場合もあります。
パパも一緒に番組を見て、ママの大変さをわかってほしい
回答:大日向雅美さん つらいはずなのに、明るく話そうとされて、でも最後には感極まって涙を流された。それが本心だと思います。倉石さんがおっしゃったように、ママの本当のつらさが伝わってないかもしれない。家事もママがやると言っているから大丈夫だと思っているかもしれない。 だから、ぜひパパにこの番組を見てほしいですね。ママの話す様子を見れば、こんなにも、泣いてしまうほど思い詰めている、と伝わるはずです。何万遍の言葉よりも、説得力があると思いますよ。
売り言葉に買い言葉になることもある。重く受け止めないで
回答:大日向雅美さん パパが「自分の人生って何なの」と言ったことに傷つきましたね。でも、夫婦であれば、売り言葉に買い言葉のようになることもあります。そこまで重い意味を込めているのか、わかりませんよ。だから、その言葉を重く受け止めないで、こだわりすぎないようにしましょう。 そして、パパにはこの番組を見ていただきましょう。ママが、毎日どれだけ頑張って、我慢して、まわりの家族を見て幸せそうだと感じているのか。その思いが、きっとパパに伝わるはずです。
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