離乳食が終わっても、ひと手間かかる子どものごはん。小さくしたり、やわらかくしたりと大変です。そこで、親子の食事をパパッと作れる、電子レンジを使ったレシピを紹介します。
今回は、離乳食が終わった1歳半以降の子どもと一緒に食べられるスイーツです。
講師: 若菜まりえ(料理研究家) 電子レンジ調理は幼児食作りにもピッタリです。時短になり、少量でも作ることができます。油の使用量を抑えて、ヘルシーに仕上がります。
牛乳プリン
1品目は、ひんやり冷たい牛乳プリンです。
電子レンジ調理対応の容器を使います。
<材料 大人2人・子ども1人分>
- 牛乳
- 300ml
- 砂糖
- 30g
- 粉ゼラチン
- 5g
<作り方>
まずは容器に牛乳100ml分を入れ、隙間を2か所開けてラップをかぶせます。
※電子レンジ対応のラップを使ってください
電子レンジ(600W)に1分30秒(500Wでは1分50秒)かけます。
牛乳が温まったら、粉ゼラチンを入れて、完全に溶けるまで混ぜます。
溶けたら、砂糖と残りの牛乳200mlを入れて、しっかり混ぜます。
プリン容器に分けて、流し入れてください。
冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めれば、できあがりです。
もちもちバナナ蒸しパン
2品目は、もちもちバナナ蒸しパンです。
こちらも、電子レンジ調理対応の容器を使います。
電子レンジでも、蒸しパンをふわふわにやわらかく仕上げることができます。
離乳食が終わったあとの子どものおやつにもおすすめです。
<材料 大人2人・子ども1人分>
- バナナ
- 1本
- 牛乳※
- 140ml
- ホットケーキミックス
- 150g
※牛乳の代わりに、水・豆乳でも大丈夫です
<作り方>
まず、バナナを容器に入れ、フォークの背でつぶします。
牛乳を入れてかき混ぜます。
さらに、ホットケーキミックスを入れて、よく混ぜます。
隙間を開けてラップをかぶせます。
電子レンジ(600W)に4分間(500Wでは4分50秒)かけたらできあがりです。
電子レンジの機種によっては、表面や底の部分の生地が固まりにくいことがあります。このとき、電子レンジにかけ過ぎると、生地が固くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、上下をひっくり返してから追加の電子レンジにかける方法です。耐熱皿に容器を逆さに置き、電子レンジに30秒かけます。その後、そのまま5分間置いてください。
全体に火が通り、ふわふわに仕上がります。
ブロッコリーとベーコンのチーズ蒸しパン
バナナの代わりに、ブロッコリーやチーズなどを入れた蒸しパンもおすすめです。
<材料 大人2人・子ども1人分>
- ブロッコリー
- 100g
- ベーコン※1
- 1枚
- スライスチーズ(溶けるタイプ)
- 1枚
- 牛乳※2
- 140ml
- ホットケーキミックス
- 150g
※1 ベーコンは、離乳食が終わったばかりの子どもでも少量であれば大丈夫です
※2 牛乳の代わりに、水・豆乳でも大丈夫です
<作り方>
バナナの代わりに、ブロッコリー・チーズ・ベーコンを使います。
1cmほどの大きさに細かく切り、容器に入れます。
牛乳とホットケーキミックスを入れて、よく混ぜます。
隙間を開けてラップをかぶせ、電子レンジ(600W)に4分間(500Wでは4分50秒)かけたらできあがりです。
電子レンジ調理のコツを覚えて、ぜひチャレンジしてくださいね。
まいにちスクスク「親子でおいしい! 電子レンジでスピードごはん」の番組記事
- (1)離乳食が終わった子どものメニュー
- (2)3~6歳ごろの子どものメニュー「ごはん」編
- (3)3~6歳ごろの子どものメニュー「おかず」編
- (4)離乳食が終わった子どものスイーツ
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
PR