自分の時間

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2021/05/01

出典:すくすく子育て[放送日]2021/05/01[再放送]2021/05/08

新型コロナウイルス感染拡大の時期には、子育て家族の生活も大きく変化しました。保育園や幼稚園の登園自粛や休園で、子どもから離れられない日々を過ごし、自分の時間を持つことができなかった。そんなママやパパも、多かったのではないでしょうか?
今回は、子育てや家事から離れる自分の時間について、専門家と一緒に考えます。

専門家:
大日向雅美(恵泉女学園大学 学長/発達心理学)
汐見稔幸(東京大学 名誉教授/教育学)

今回のテーマについて

自分の時間を持つことは非常に大切なこと

大日向雅美さん

新型コロナウイルス感染拡大のころ、本当にママ・パパたちは、大変な思いで子育てをしていたと思います。自分の時間なんて、全くなかった、という方も多かったのではないでしょうか。でも、自分の時間を持つことは、子育て中の親にとって、非常に大切な問題です。永遠のテーマのひとつなのです。

自分の時間は、自分を発見する時間でもある

汐見稔幸さん

緊急事態宣言の期間、私は、仕事の予定がなくなるなどして、本当に自分の時間を過ごさざるをえなくなりました。そして、仕事の役割や責任、期限といったものがなくなったとき、自分がどういう生活をしたかったのかを、たくさん発見できたんです。自分の時間は、自分を発見する時間でもあると思えます。

アンケートにみる「自分の時間」

番組で「自分の時間」についてアンケートを行ったところ、8割以上の人が「自分の時間を十分に持てていない」と回答していました。

さらに、およそ4割は自分の時間が60分以下、8.9%の人は30分未満しかないと答えました。
一方で、自分の時間があると答えた人も、深夜や早朝など、子どもが寝ている時間を自分の時間にあてていると答えた人がほとんどでした。


自分の時間が欲しいと思うことは、ぜいたくな悩みなの?

子どもがずっとつきまとう。自分の時間をどうつくればいい?

自分の時間。どうつくる? どう過ごす?

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