子どもには運動好きになってほしいけど、やり方を教えるのが難しいことも。そこで、子どもの遊びや運動の指導法にくわしい桐川敦子さんに、楽しく運動を教えるコツを教えてもらいました。
今回のテーマは「なわとび」です。
講師:桐川敦子(日本女子体育大学 准教授/幼児発達学) 幼児期の運動で大切なことは、多様な動きを経験しておくこと。楽しく無理なくできれば、子どもは継続することができます。
なわとびのポイントは、リズムよくとぶこと、なわを回すこと。この練習になる遊びを紹介します。
リズムよくとぶ
まず、床になわで丸を作り、丸からはみ出さないようにとぶ遊びです。ぴょんぴょんとリズムよくとんでみましょう。
親は、子どもの肩を軽く押して、とぶリズムを付けてあげましょう。
次に、なわを半分から1/4程度に折って、片手で回しながらリズムをとってとんでみます。
なわを回す
なわとびの長さのめやすは、両足でなわの真ん中を踏んだとき、ひじが90度になるくらいです。
※子どもによっては、やや短めのほうがいい場合があります
さっそく「回してとんだらバンザイ」の遊びをしてみましょう。
ポイントは、とんだ後にバンザイをすることで、姿勢が前かがみになりにくく、なわが自然に足元におりてくることです。
続けて何回できるかやってみましょう。
子どもの運動は楽しいのが一番です。親子で楽しくなわとびに挑戦してください。
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- (木)子どもに楽しく運動を教えるコツ(4)鉄棒
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