「おやつ」はどんなものを食べればいいの?
幼児の生活の中で、「おやつ」はとても大事です。
保育園ではどんなおやつを出しているのか、おやつの時間を見せていただきました。
今日のおやつは、じゃがいものみそだれと牛乳。
甘いお菓子ではありませんが、みんな、もりもり食べています。おかわりする子もたくさんいます。
メニューを考え、作っている栄養士に、おやつについてうかがいました。
幼児は胃が小さく消化機能が未熟なため、3回の食事だけでは1日に必要なエネルギーや栄養素をとることができません。そのため、おやつや間食は栄養を補うための大切な機会なのです。
他の日のメニューを見てみると、ごはんやいも類などをベースに、味の変化をつけているようです。
蒸しパン、ようかんなどもありますが、軽食、4番目の食事という意味がよくわかります。
おやつの量の目安は、1~5歳の場合、1日のエネルギーの10~20%。2歳だと100~150キロカロリー程度です。
例えば、おにぎりは子ども用の茶わんの3分の1くらいの大きさにして、まずひとつ。
おかわりを欲しがったらもう一つあげるくらいが適量です。大きいものをひとつ食べるよりも、小さくしておかわりするほうが子どもの満足感が大きくなります。
おやつを食べるタイミングは、食事に影響しないよう、2~3時間空けます。できるだけ時間と量を決めて規則的に。だらだらと時間をかけて食べないようにしましょう。
食事とは違う楽しさを味わうことができるのも、おやつのよさです。ポイントをおさえつつ、工夫してみてください。
PR