4月放送の「全国のパパママに聞きました! 子育ての悩みは何ですか?」で行なったアンケートの結果、1位は「食」の悩みでした。
前編「子どもの「食」の悩み ~離乳食~」に続き、
後編は、離乳食卒業後の幼児食。
「好き嫌いや偏食がひどくて困っている」
「食事中の態度、どうすればよくなるの?」
子どもの自我も芽生え、さまざまな種類の悩みが出てくる「幼児食」について考えます。
専門家:
太田百合子(東洋大学 非常勤講師/管理栄養士)
外山紀子(早稲田大学 教授/発達心理学)
幼児食は、大人の食事とは違うのですか?
野菜などの好き嫌い、どうすれば食べてくれますか?
食べるものが限定的。かなりの偏食です。どうすればいいのでしょうか?
食生活を改善したい。どこから取り組んでいけばいいの?
食べるときの子どもの気持ちを子ども目線で考える。
太田百合子さん
「こういう言葉かけをしたら楽しくなるかな」とか、「ちょっと嫌になっちゃうかな」など、子ども目線で考えてあげることも大事だと思います。
子どもの食べる力を引き出す働きかけをする。
外山紀子さん
最近、「食べてもらう」や「食べてくれた」などの言葉を聞くことが多いように思います。しかし、「食べる」「栄養をとる」ことは、言うまでもなく生命にとって必要なことです。子どもが本来持っている「食べる力」を引き出すような働きかけがこれから大事になってくると思います。