「いないいないばあっ!」親子で楽しむヒント うーたん人形劇 ~キャップ ポン!~
うーたんが、仲間達といっしょに楽しく生活習慣を身につける様子をお伝えしている「うーたん人形劇」。
今回は「帽子をかぶる」ことについて、保育のプロ、井桁容子さんのお話を紹介します。
井桁容子(いげた・ようこ)先生
福島県いわき市出身。
東京家政大学短期大学部保育科を卒業後、東京家政大学ナースリールーム勤務。2002年より2018年3月まで、東京家政大学非常勤講師、ナースリールーム主任として勤務。日本保育協会 保育実践研究企画・審査員も務める。著書に『ありのまま子育て』(赤ちゃんとママ社)ほか。非営利団体コドモノミカタ代表理事
今回は「帽子をかぶる」ことについて、保育のプロ、井桁容子さんのお話を紹介します。
井桁容子(いげた・ようこ)先生
福島県いわき市出身。
東京家政大学短期大学部保育科を卒業後、東京家政大学ナースリールーム勤務。2002年より2018年3月まで、東京家政大学非常勤講師、ナースリールーム主任として勤務。日本保育協会 保育実践研究企画・審査員も務める。著書に『ありのまま子育て』(赤ちゃんとママ社)ほか。非営利団体コドモノミカタ代表理事
帽子をかぶることが好きなお子さんは、あまりいません。赤ちゃんにかぶせようとすると、本当に迷惑そうに、頭を左右に振って、イヤ!をはっきりアピールします。頭や顔は大事なので、本能的に異物を排除しようとする力が働くともいわれています。そう思うと納得です。しかし、帽子はお子さんの安全のためにかぶって欲しいですね。夏は日よけ、冬は防寒、そして、転倒したときのカバーなど大事な頭部を守る働きがあるからです。 あるとき、私の孫(3歳・男の子)と二人で散歩に行きました。出かけるときに、帽子をかぶるようにいったのですが「いいの!」とかぶらずに出発。「お日様で頭が熱くなると大変よ」と話しながら歩いていると、その日は6月の晴天の日だったので、数分で本人も暑さを感じ始めました。その時に、「暑いね~。大事な頭、守らないとね。貸してあげる!」と私の布の帽子を孫の頭にのせてあげると、本人も涼しさを感じたのか「ありがとう!」とそのままブカブカの私の帽子をかぶり続けました。 こんなふうに、帽子をかぶる本当の意味がわかると確かな形で身につきますが、ケガをしてからでは遅いのでなんとかかぶってもらいたいところですね。 そんな時には、うーたんのように、自分で選ばせてあげると帽子に親しみをもってもらいやすいです。幼いながらも、お子さんそれぞれに好みがあるので、それを尊重してあげると、大人の気持ちを受け入れてくれることがあります。大人が思っているよりも子どもは、義理がたい人たちです。(笑) 「帽子をかぶる」をテーマにしたお話は7月9日から放送になります。 ぜひ親子でみてくださいね。 <放送予定> 7月9日(火)、10日(水)、11日(木) 再放送: 7月23日(火)、24日(水)、25日(木) 8月27日(火)、28日(水)、29日(木)
「いないいないばあっ!」 Eテレ 月~金 午前8時25分~8時40分 午後4時5分~4時20分(再放送)
▼これまでの「いないいないばあっ! 親子で楽しむヒント」はこちらから
ⒸNHK・NED
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