子どもの動画、SNSに投稿するのは危険?

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2019/07/06

出典:すくすく子育て[放送日]2019/07/06[再放送]2019/07/13

かわいい動画が撮影できたら、SNSに投稿したくなりますが・・・。
安全教育の専門家、清永さんはその危険性を次のように指摘します。

解説:清永奈穂さん(NPO法人 体験型安全教育支援機構)

路上で子どもが一人で歩いている時に声をかけられ、連れ去られてしまったらとても怖いですよね。そのようなイメージを、SNSでも同じように持っていただきたいと思います。子どもの写真がSNSで一人歩きをして、それが世界中の「悪用しよう」と考えている人から見られてしまう、ターゲットにされてしまうという恐れがあるのです。
SNSを通してネット上に投稿した映像は、友達限定で公開しても、拡散する可能性があります。そして、一度公開された映像は消すことが出来ません。
赤ちゃんなので、「かわいい」と裸の姿を撮ることがあるかもしれませんが、やはりお風呂、トイレ、着替えの様子などの動画をSNSに投稿することは危険です。悪用され、本人の知らないところで画像が拡散されてしまうこともあります。肌の露出の多いものはむやみにSNSに投稿しないようにしましょう。

動画を誰かに見せたいときは、メールやアプリなどで特定の信頼できる相手だけに送ることを考えてください。どうしてもSNSで公開したいときは、投稿した動画は半永久的に残ってしまうことを念頭に置いて検討してください。動画に住所などの個人が特定されやすいものが映っていないか、他のお子さんや近所の方が映っていないかなど、動画が公開されることでどのような危険があるのか、いったん踏みとどまって考えるようにしましょう。


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