子どもの成長記録を笑顔の写真で残したいけれど、なかなか自然な笑顔を撮れないですよね。そこで、子どもの笑顔を撮り続けてきた「えがお先生」に、簡単に笑顔写真を撮れる技を教えてもらいます。
講師: えがお先生(笑顔写真家) 「ハイ、チーズ」は子どもの表情がかたくなってしまうNGワードです。子どもの最高の笑顔を撮ろうと思ったら、大切なのは「遊びながら撮る」ことです。その撮影方法を あそびシャッター と呼んでいます。
今回は、赤ちゃんの笑顔写真を撮るコツを紹介します。
パパとママ、2人でチャレンジしてみてくださいね。
あそびシャッター(1)出発進行!パパママ列車
最初のあそびシャッターは「出発進行!パパママ列車」です。
まず、ママとパパが離れて、ひとりが赤ちゃんをだっこ、ひとりがカメラを持ちます。
そして、「出発進行~! ガタンゴトン」といいながら、列車になりきって近づいていきます。
最後に「ブレーキ、キッキ~」といって、ブレーキをかけて止まった瞬間がシャッターチャンスです。
写真から飛び出てきそうな、満点笑顔が撮れますよ。
「ガタンゴトン」というパパとママの楽しそうな声や、揺れる動き、ほほにあたる風などが、赤ちゃんの楽しいという気持ちを引き出します。
あそびシャッター(2)おなかトランポリン
次のあそびシャッターは「おなかトランポリン」です。
まず、ひとりが床にあおむけになって、お腹の上に赤ちゃんをのせます。もうひとりはカメラを構えましょう。赤ちゃんは、パパとママの笑顔と、お腹の上にいる感触で、安心して笑顔になることができるんです。
「どんどんどん」と声をかけながら、赤ちゃんをやさしく上下に揺らして、笑顔になった瞬間を撮りましょう。
パパとママの間で「どんどんどん」と言ったらシャッターを押すなど、撮影するタイミングを決めておくと撮りやすいですよ。
あそびシャッター(3)指でこちょこちょ
最後のあそびシャッターは「指でこちょこちょ」です。
赤ちゃんから少し離れて、名前を呼んであげたりしながら近づきます。すると、赤ちゃんのワクワク感が高まります。
近くまできたら、赤ちゃんをこちょこちょしてあげて、笑顔になった瞬間を撮りましょう。
こちょこちょされそうな至近距離になると、赤ちゃんは自然と笑ってくれますよ。
手あそびうたでこちょこちょ
手あそびうたをしながら、写真を撮るのもいいですね。
撮影するとき、最初からカメラを構えていると、赤ちゃんの意識がカメラに向かってしまい、笑顔が引き出せない場合があります。そんなときは、はじめはカメラを隠して、うたが盛り上がるところなどで、カメラを取り出して撮影しましょう。
みなさんも、子どもの笑顔写真にチャレンジしてみてくださいね。
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