子どもが成長してくると、言葉を使っていろんなやり取りができるようになります。でも、「ママが悪い!」「パパ嫌い」などと言われ、イラッとして子どもの言葉に冷静に対応できないこともありますよね。
そんな、親子のコミュニケーションについて専門家と一緒に考えます。
専門家: 福丸由佳(白梅学園大学 教授/発達臨床心理学) 井桁容子(保育士)
子どもが大人の会話を遮って自分の話をしてしまう。どう対応すればいい?
まだ言葉で話せない子どもと、どうコミュニケーションすればいい?
すくすくポイント
ママたちに聞いた「子どもに言われてうれしかった言葉」
わが子と話ができるようになると、イラッとすることもあるけど、ほっこりすることや、うれしい気持ちになることもありますよね。
そこで、ママたちに「子どもに言われてうれしい気持ちになった言葉」を聞いてみました。
レストランでデートしてあげる テレビで高級レストランのおいしそうな料理を見ていたとき、「お金がないからママは食べられないなぁ」と話していたら、子どもが「大きくなったらママをレストランに連れて行くよ。デートしてあげるよ」と言われてうれしかったです。 (6歳の男の子のママ)
いつも送り迎えありがとう 息子は剣道に通っていますが、「今日はいかない!」と騒いで連れていくのが大変だったり、「お母さんバカ」と言われてカチーンときたり。でも、練習の後に「今日の僕、かっこよかったでしょ。がんばったよ」「いつも送り迎えありがとう」って言われると、連れていってよかったなと思います。 (5歳の男の子のママ)
ママはおれが守る 子どもが寝るときに、頭をなでるという儀式をしています。それで頭をなでていると、「ママ大好き」「ママはおれが守る」と言ってくれました。きっとどこかのセリフをまねたのだろうと思いますが、単純にうれしいですね。 (5歳の男の子のママ)
ママ今日かわいいね 私が髪型を変えたときや、ちょっとマニキュアを塗ったときに、娘がまっさきに気づいてくれます。「ママ今日かわいいね」「かわいいから私も同じにしたい」と言ってくれたときはうれしかったです。 (5歳の女の子のママ)
お母さんは筋肉があってすごいんだよ スーパーの品出しの仕事をしているのですが、なかなかの力仕事で、腕の筋肉もすごくついて、それを子どもに「すごいでしょ」と言っていたんです。すると、たまたま子どもがお友だちと帰っているときに「うちのお母さんはこんなに筋肉があってすごいんだよ」と自慢していたので、ちょっとうれしかったですね。こういうところもよろこんでくれるんだなって思いました。 (5歳の男の子のママ)
言葉が増えていろんなやり取りができるようになると、赤ちゃんのころとは違ったうれしいコミュニケーションも増えるんですね。
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