おじいちゃん・おばあちゃんありがとう♪ 家族のための笑えて泣けるアイデア集

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敬老の日には、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒にお過ごしのご家族も多いのではないでしょうか。お孫さんと過ごす時間は、おじいちゃん・おばあちゃんにとって、かけがえのない幸せな時間。…な、はずなのだけれど。
いざ久しぶりに会ってみると、お孫さんが人見知りをしてしまったり、どうやって遊んでいいか分からなくてお互い戸惑ってしまったりすること、ありますよね。

そんなみなさんに、朗報です!
おじいちゃん・おばあちゃんと、お孫さんたちとの時間が、ほんのちょっとの工夫で、もっともっと楽しくなる魔法のようなアイデアがあるんです!
今回ご紹介するのは「すくすくアイデア大賞」に寄せられた、「おじいちゃん、おばあちゃんのための」、そして「おじいちゃん、おばあちゃんが考えた」、アイデアの数々。
思いがけない工夫に、クスっと笑ってしまうこと間違いなしです!


人見知りしちゃう孫をだっこしたい!

糸川さんご夫婦は、初孫が産まれて、おじいちゃんとおばあちゃんになりました。でも、孫が遊びにきても、泣いたり嫌がったりで、なかなかだっこをさせてくれません…。

そこでおばあちゃんが考えたアイデアがこちら!

「ばぁば見知り対策エプロン」 (2017年)

裁縫が得意な惠美子さんが、エプロンに孫が大好きなものをたくさん付けたんです!
キャラクターのぬいぐるみ、鈴、メジャー、鏡、カサカサと音がでるポリ袋を入れたティッシュケースなどなど。ボタンで取り付けているので、孫が飽きたら付け替えることもできます。

見てください、この孫の美織ちゃんの興味津々な姿!
エプロンのおかげで、おばあちゃんと美織ちゃんは大の仲よしになりました!


離れて暮らすおじいちゃんへの息子の人見知りをなくしたい!

尾松家の長男はとっても人見知りで、特にひどいのがおじいちゃんへの人見知り。
離れて暮らしていて普段会えないこともあり、おじいちゃんが同じ部屋にいることも怖がってしまうんだとか。

そこでパパが考えたアイデアがこちら!

「いないいないじぃじ」 (2013年)

おじいちゃんの写真を使って「いないいないばぁ」のおもちゃ、「いないいないじぃじ」を作りました!

<「いないいないじぃじ」の作り方>

(1)いないいないばぁの格好のおじいちゃんの写真を2種類(「いないいない」と、「ばぁ」の状態)撮影し、印刷。

(2)「いないいない」と手で顔を覆っている状態の写真の、手の部分を切り取り、「ばぁ」の写真の上に重ねる。

(3)両端をテープでとめる。

これで完成です!

「いないいないじぃじ」で遊んでいたおかげか、次におじいちゃんに会ったときには、人見知りが緩和されて、楽しく過ごすことができたそうです♪

(小児科医 榊原 洋一さん)
人見知りというのは、他人(知らない人)に対しての不安です。そのため、いつもはいない人がそばにいると、人見知りの子どもは怖くなってしまいます。しかし、「いないいないじぃじ」を使うと、子どもも「いつも見ている顔だ」と思い、「あの人だ」とわかります。このアイデアは、子どもの心理学をうまく活用しています。

ひ孫の名前が覚えられない ひいおじいちゃんを助けたい!

めでたく米寿を迎えたおじいちゃん。6 人のひ孫が誕生し、にぎやかな老後を送っていますが、ひとつだけ悩んでいることがありました。それは、かわいいひ孫たちの名前をなかなか覚えられないこと。「覚えていられないから、会うのがしんどくなる」そう言っていたのを家族みんなで心配していたといいます。

そこで孫が考えたアイデアがこちら!

「ご長寿安心★便利なひ孫表」 (2016年)

孫の奥尚子さんが、一目で顔と名前が一致する、写真付きの家族表を考案しました!

作り方はとっても簡単。
パソコンにとりこんだ家族の写真を、世代ごとに貼りつけ、その下に名前を入力して、好きなかざりつけをします。あとはプリントアウトすれば完成!
これなら親戚みんなにも配ることができますね。

もちろん、パソコンが苦手なら、切り抜いた写真を台紙に貼るだけでも作れますよ。

おじいちゃんは「幸せの額」という名前をつけたそう♪ なんてうれしそうなお顔でしょう。


子どもに親戚の顔と名前を早く覚えてほしい!

片桐家ではパパとママの実家はともに遠く、年に1度しか帰りません。そのためか、お子さんが、親戚の顔と名前を一致して覚えていられず毎回困っていたそうです。親戚が多いご家庭ほど、こんな悩みをお持ちなのではないでしょうか。

そこでママが考えたアイデアがこちら!

「誰が出るかな♪親戚サイコロ」 (2017年)

おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、親戚の写真を貼ったサイコロを作りました!
遊びながら顔と名前を覚えることで、親戚になじんでくれるのではないかと、ママは考えたんです。

使うときは、「誰が出るかなぁ~」と言いながらサイコロを振り、「これは誰だ~」とクイズを出します。 正解すると子どもも大喜び!これで親戚の顔と名前を覚えてくれたそうですよ。久しぶりに会う親戚のみなさんも、お名前を呼んでもらえたらますますうれしくなっちゃいますね。


すぐにだっこをせがむ孫と一緒に楽しくお散歩したい!

今井さんのおうちでは、おじいちゃんとのお散歩中、孫の伊織くんはすぐだっこをせがんでいました。ご近所さんが犬の散歩をしているところをじっと見つめていた伊織くんに気づいたおじいちゃんは、何かしてあげられないかと考えました。

そこでおじいちゃんが考えたアイデアがこちら!

「わんわんのお散歩」 (2012年)

子どもに犬の散歩をしている気分を体験させて、たくさん歩いてもらうアイデアです。木の丸太を犬に見立てることで、“擬似”犬の散歩をすることができるんです。

<「わんわん」の作り方>

(1)丸太を 15cm くらいの長さに切る。

(2)丸太にフックを差し込む。

(3)フックを丸める

(4)フックに散歩用のリードをつける。

これで完成です。

孫の伊織くんも、この「わんわん」のおかげでたくさん歩けるようになったそうです。いっぱい作ったら、家族みんなでにぎやかにお散歩できますね。

(小児科医 榊原 洋一さん)
おもちゃというのはそもそも、大人がやっているものを子ども用にしたものです。そのため、たとえ使っているものがおもちゃでも、子どもにとっては大人がやっていることと同じように感じます。
また、このアイデアの面白いところは、なかなか子育てには入っていけないおじいちゃんの発案だというところです。

孫がよろこぶおもちゃを作ってあげたい!

初孫が生まれ、おばあちゃんになった高山さん。孫がかわいくてしかたがありません。
孫がよろこんで遊んでくれるおもちゃはないかと考えていました。

そこでおばあちゃんが考えたアイデアがこちら!

「キャップでねじねじ」 (2016年)

作り方は簡単!
まず、使い終わった歯磨き粉など、いろいろな形のキャップを切り取ります。

それを、100 円ショップなどで売られている鍋敷きに、接着剤で貼りつけます。

キャップを開けたり締めたり、どこにはまるのか、パズルのようにして遊びます。
※小さなお子さまはキャップを飲み込まないようにご注意ください。

この「キャップでねじねじ」、実は、高山さんは30年前にパパ(息子さん)にも作ってあげていたといいます。
パパは、「実際に覚えてはいないのですが、楽しそうに遊んでいたと聞いています。娘も同じように楽しそうに遊んでいるので、30年たっても子どもは変わらないのだなと思います。」と、うれしそうに話していました!代々受け継がれていく手作りおもちゃがあるなんて、とっても素敵ですね。


いかがでしたか?

ちょっとの工夫で、おじいちゃんおばあちゃん、そして家族の笑顔が増えていく、そんなアイデアがたくさんありましたね。
簡単にマネできるものも多そうなので、アイデアを活用してますますハッピーな家族の時間をお過ごしください!

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