食事を手早くすませたいとき、丼物は強い味方!牛肉とたまねぎを、卵でふわトロに仕上げ、ごはんと一緒にいただきます。もみのりを散らせば風味も倍増!
(大人の献立一人あたりのエネルギー量680kcal、塩分量2.4g)
離乳食アレンジ
離乳食のレシピは月齢に合わせて4段階に分けて紹介しています。月齢によって取り分ける食材が異なりますので、お子さまに合わせてレシピをチェックしてください。
食材の取り分け表
●生後5〜6か月ごろ:なめらかにすりつぶした状態
●生後7〜8か月ごろ:舌でつぶせる固さ
●生後9〜11か月ごろ:歯ぐきでつぶせる固さ
●生後12〜18か月ごろ:歯ぐきでかめる固さ
レシピ考案:料理研究家 上田淳子さん
料理研究家としてTV・雑誌でも活躍中。料理とお菓子、ワイン教室も主宰。また、双子の男の子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行なう。
レシピ考案のポイント
牛肉の代わりに豚肉や鶏肉、または豆腐でもおいしくつくれるレシピです。離乳食の定番食材かぼちゃは、ごまあえにして大人向けの一品に。大根の葉はビタミンたっぷりなので、みそ汁の具材として使いましょう。
※材料は全て2人分です。
A.主食+主菜:牛肉とたまねぎの卵とじ丼 もみのりのせ
(材料)
ごはん 360g(1人あたり茶碗1杯 180g)
牛赤身肉(切り落とし) 100g
たまねぎ 1コ
卵 2コ
[調味料]
だし 300ml
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
もみのり 適量
(つくり方)
1)ごはんは、通常通りに炊いておく。
2)牛肉は食べやすく切る。たまねぎは薄切りにする。鍋にだしとたまねぎを加えて中火にかける。沸騰してきたら弱火にし、ふたをして10分程煮て、たまねぎが柔らかくなったら牛肉を入れ火を通す。
★牛肉に火が通ったら、離乳食用に取り分ける。
【取り分け分量】
生後9〜11か月ごろ:たまねぎ10g、牛肉5g、だし汁適量、溶き卵大さじ1/2
生後12〜18か月ごろ:たまねぎ10g、牛肉10g、だし汁適量、溶き卵大さじ1
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★[生後9〜11か月ごろ] 牛肉の卵とじ
★[生後12〜18か月ごろ] 牛肉の卵とじ
3)調味料を入れ強火にし、煮汁が半量になるまで煮詰める。
4)器にごはんを盛る。3)に溶き卵を回し入れ、半熟状になったらごはんにのせる。もみのりを散らす。
B.副菜:かぼちゃのごまあえ
(材料)
かぼちゃ 160g
白すりごま 大さじ2
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
(つくり方)
1)かぼちゃは種を取り、耐熱の器に皮を下にして入れ、ふんわりラップをかけ、600Wの電子レンジで5~7分程、かぼちゃにすっと串が通るまで加熱する。
★火が通ったかぼちゃは黄色い部分のみを離乳食用に取り分ける。
【取り分け分量】
生後5〜6か月ごろ:5~10g
生後7〜8か月ごろ:5~10g
生後9〜11か月ごろ:10g
生後12〜18か月ごろ:10~15g
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★[生後5〜6か月ごろ] かぼちゃと高野豆腐のとろとろ
★[生後7〜8か月ごろ] かぼちゃのミルクスープ煮(パルメザンチーズ味)
★[生後9〜11か月ごろ] 手づかみかぼちゃ
★[生後12〜18か月ごろ] 手づかみかぼちゃ
2)残りは、大人が食べやすい大きさにスプーンなどで切り分けてボウルに入れ、すりごまと砂糖、しょうゆを合わせて全体をさっくり混ぜ合わせる。調味料がなじみにくいときは少量の水を加える。
C.汁物:大根と大根の葉のみそ汁
(材料)
大根 80g
大根の葉 少々
だし 2カップ
みそ 大さじ1弱
(つくり方)
1)大根は皮をむき、いちょう切りにする。大根の葉は刻んでおく。
2)鍋にだしと大根を入れて弱火にかける。大根が柔らかくなるまで5~10分程煮る。葉を入れ、さらに1分程煮る。
★大根に火が通ったら、味をつける前に離乳食用に取り分ける。
【取り分け分量】
生後7〜8か月ごろ:大根10g
生後9〜11か月ごろ:大根10g、だし汁適量
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★[生後7〜8か月ごろ] 大根のやわらか煮
★[生後9〜11か月ごろ] 大根のすまし汁
3)みそを加え、味をととのえる。
★離乳食用はここで取り分ける。
【取り分け分量】
生後12〜18か月ごろ:大根10~15g、大根の葉少量、みそ汁大さじ2
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★[生後12〜18か月ごろ] 大根と大根の葉のみそ汁(薄めたもの)
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