かさぴったん(2012年放送)
岐阜県 滝本絵里さん
雨の日、傘をさしたまま車に赤ちゃんを乗せようとすると、傘が邪魔になって、親も子も雨にぬれてしまうのがママの悩みでした。
そこで思いついたアイデアがこちら!
その名も「かさぴったん」です。
布でくるんだ磁石を傘につけると、車の屋根にピタっとくっついて、傘が固定されるんです。
これで傘から手を離しても大丈夫。両手が使えるので、スムーズに赤ちゃんを乗せたり降ろしたりできます。
作り方
材料は、磁石、布、綿、そしてリボンです。
丸くきった布にリボン・磁石・綿を乗せてくるみます。
形を丸く整えながら、縫って閉じれば完成です。葉っぱの形をしたフェルトを付けるとかわいいですよ。
これを、傘の骨の先端部分に結び付けてください。
雨の日でも、おでかけしたくなるアイデアでした。
便座シートでくつペッタン(2011年放送)
神奈川県 高橋友佳子さん
2歳になったばかりの娘は、お散歩が大好きで毎日のようにおでかけです。でも、帰ってきたとき、靴をそろえて脱ぐことがなかなかできずに困っていました。
そこでママが考えたアイデアがこちら!
100円ショップなどにある「便座シート」を使ったアイデアなんです。
シートを子どもの靴の形に切り取って、玄関の靴をそろえて欲しい場所に貼るだけ。
子どもが帰ってきたとき、「くつペッタンして」と声をかけると、“くつペッタン”に一直線。
ちゃんとそろえることができるようになりました。
このアイデアは、散歩中の信号待ちのとき、娘が「とまれ」のマークに足をそろえているのを見て、「玄関にもこれがあれば?」と思いついたそうです。
ママのひらめきが、ずばり的中したアイデアでした。
手洗いヘルパー(2015年放送)
神奈川県 一城かおりさん
子どもが小さいころは、蛇口に手が届かず、ひとりでは手を洗えないことがありますよね。
そこでママが目をつけたのがこちら!
ママが注目したのは、使い終わった歯磨き粉のチューブです。
はさみで、チューブの上下を切り落として、さらに片面をコの字にカットします。
中をよく洗ったら、蛇口にセットするだけ。
子どもの手が届くところまで、水を流すことができます!
楽々!赤ちゃん爪切り(2017年放送)
千葉県 岡田友子さん
長女(6か月)は爪切りが大嫌い。爪を切ろうとすると、泣いて逃げようとしたり、爪切りはさみを手で持ってしまったり、いつも“危ない”と感じていました。
そこでママが考えたアイデアがこちら!
「シューシュー」と言いながら爪を切ることなんです。こうすると、おとなしく爪を切らせてくれます。
でも、ほかの子どもたちにも効果があるのでしょうか?
爪切りが苦手だという9人の赤ちゃんに集まってもらい、「シューシュー爪切り」に挑戦してもらったところ、効果が実感できたという人は、9人中6人でした!
みなさんも試してみてくださいね。
不便を改善しようと考えるとアイデアが生まれる
コメント:榊原洋一さん 「必要は発明の母」と言います。少し不便だなと思ったときに「それでいい」と思わないで、「何かないか?」と考えてみる。その積極的な姿勢がひらめきを呼んで、アイデアに結実しているのではないかと思います。
「シュー」という音に集中している
コメント:榊原洋一さん 「シューシュー」でおとなしくなるのは、おそらく「シュー」という音の中に、高い周波数が含まれているためだと思います。音の通りがよく、例えば、静かにしてほしいときに、口元に指をあてて「シィー」と言いますよね。もうひとつは、どこから音が聞こえるのか気になって、一生懸命聞こうとしている。「シュー」という音に集中するから、爪のほうが気にならなくなっているのだと思います。
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