【山根良顕のパパ修業】子どもにじっと座って食事をしてほしい!

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2018/06/02

出典:すくすく子育て[放送日]2018/06/02[再放送]2018/06/09

山根良顕のパパ修業

「山根良顕のパパ修業」は、新米パパの山根良顕さんが、良きパパになるための方法を学んでいくコーナーです。子育てにお悩みのパパ、ぜひ参考にしてみてください!

今回は「パパ修業」にお悩みを寄せていただいたご家族を伺いました。

長女の食事のマナーが悪く、食事に飽きると叫んだり、スプーンを投げたり、立ち上がったりします。その上、嫌いなものは絶対に食べてくれません。外食のときも困っています。
今は2人目ができたばかりで、きょうだい2人を見るには手がいっぱいなので、パパに助けてほしいと思っています。パパにもできる、子どもがじっと座って食事できるような方法を教えてください。
(2歳3か月と1か月の女の子をもつママより)


ということで、「子どもにじっと座って食事をしてもらう方法」をパパに学んでもらいましょう。

講師は、カンタン工作家の笹川勇さんです。

笹川さんは、おしぼりを折り紙のようにして、いろいろなものを作ってしまう、おしぼりアーティストなんです。

マナーが悪いときに注意するのも大事ですが、言っても聞かないときがありますよね。そんなときは、押してだめなら引いてみる作戦です。注意するのではなく、一緒に遊んでしまいましょう。
このとき、おしぼりアートをパパが作ってみせれば、子どもの気を引くことができるかもしれませんよ。おしぼりを持っていれば、外出先でもできます。
(笹川勇さん)

おしぼりアートに挑戦!

さっそく、おしぼりアートを教えてもらいましょう。
※湿ったおしぼりを用意してください。湿っているほうが、まとまりがよくなります。


まずは、基本となる「くらげ」を作ってみましょう。

作り方講座① くらげ

おしぼりを広げ、手前から半分のところまで丸めます。

反対側からも同じように丸めます。これで、2本の棒が並んだような形になります。

これをUの字に曲げます。

折り曲げた部分の内側を抑えて、外側をほどきながら、手前にかぶせていきます。
くらげのカサになりますよ。

これで、くらげのできあがりです。

遊ぶときは、人形のように動かして子どもの気を引くのがポイントです。
「ご飯たべられるかなぁ」など、くらげになりきって話しかけても楽しいですね。


続いて、カメラの作り方です。

作り方講座② カメラ

おしぼりを広げ、手前を半分のところまで折ります。


ここから、さらに2回折って、細長くします。


端を広げて、外側に2回裏返して丸めます。
ここがカメラのレンズになりますよ。


反対側を下側に丸め込みます。

丸めた部分を四角に整えれば、カメラのできあがりです。

おしぼりカメラを構えて「おいしく食べているところをとるよ~ カシャカシャ」と声をかけると楽しいですよ。


最後は、ペンギンの作り方です。

作り方講座③ ペンギン

おしぼりを広げ、斜めに半分に折って、三角形を作ります。

左右の角を真ん中まで折ります。


手前から丸めて、角を少しだけ残します。


残した角を挟むように半分に折り、角を広げてくちばしのようにすれば、ペンギンのできあがりです。

ペンギンからウサギへチェンジ
ペンギンをウサギに変身させる方法も覚えておきましょう。

くちばし部分を引っ張り出します。

横にして、くちばしを左右に広げて耳のようにすると、ウサギに変身です。

不器用なので不安でしたが、これならできそうな気がします。娘もおもしろがってくれそうです。
(パパ)

夕食の時間 パパがチャレンジ!

いよいよ夕食の時間で、おしぼりアート作戦を試してみます!
この日は、子どもが苦手なブロッコリーもありますよ。

「いただきま~す」と、最初は順調に食べはじめました。
パパもひと安心でしたが、5分も続きません。

どうやら飽きてきたみたい。急に立ち上がっちゃいました。
パパ、今がチャンスですよ!

さっそくおしぼりを取り出して、「何ができるかな~」と興味を引きつつ「くらげ」を作ります。
でも、そこまで気にならないのか、また席から離れてしまいそうに…。

そこで、すぐに「カメラ」を作ります。
「カシャカシャ!かわいいね」と声をかけますが、なんだかご機嫌ななめ…。

くじけずに、今度は「ペンギン」を作ります。
それでも機嫌はなおらず…。ママのところに行ってしまいました。

パパは、まだまだあきらめません。今度は、苦手なブロッコリーを食べてもらう作戦です。
おしぼりウサギにブロッコリーを乗せて、「ブロッコリー食べる?ピョンピョン」と話しかけます。

すると、苦手なブロッコリーを手にとって、食べてくれました!

ふだんは、あまりこんなことをしないパパなので、がんばってくれてうれしかったです!
(ママ)

▽こちらの記事も併せてご覧ください。

山根良顕のパパ修業



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