質問スペシャル(1)
「どうして子どもにキレちゃうの?」「ことばの心配」「叱り方 これでいいの?」で放送しきれなかった質問と回答を紹介します。
また、「大丈夫!?スマホ育児」に出演したご家族のその後をお伝えします。
専門家: 大日向雅美(恵泉女学園大学 学長 発達心理学) 久保山茂樹(国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 臨床発達心理士) 遠藤利彦(東京大学大学院教授 発達心理学)
お仕置き部屋に閉じ込めることも… 子どもへの影響は?
~「どうして子どもにキレちゃうの?」より
ことばを繰り返したり、詰まらせることがあるけど大丈夫?
~「ことばの心配」より
夫婦で叱り方の方針が違うと、子どもは混乱しない?
~「叱り方 これでいいの?」より
【山根良顕のパパ修業】子どもにじっと座って食事をしてほしい!
スマホを見せる時間を減らすにはどうすればいいのか悩んでいたパパとママ。その後は?
1日に何度も動画を見たがる2歳の息子。見せる時間を減らしたい!
大日向雅美(恵泉女学園大学学長 発達心理学)
七海陽(相模女子大学准教授 児童文化学 こどもメディア論)
▽あれから6か月後の様子
以前は1日に何度もスマホを見たがっていたけど、今は見たいと言う回数が減ったそうです。
どうして減ったのか、その理由を伺いました。
子どもの意識を他に向ける
今でも、遊びに飽きてくると、そわそわしながらママのところにきて、スマホを見たそうにすることがあるといいます。
そんなときは、子どもから「スマホが見たい」と言われる前に、「一緒に遊ぶ?」と声をかけて、別の遊びを提案するそうです。
この日も、家事を一休みして、一緒に電車遊びです。
遊びだけではなく、お手伝いをお願いすることもあるそうです。
子どもの意識をスマホに向けさせない作戦なんですね。
専門家の先生に「他のことに意識を向けるとよい」と聞いたので、私からいろんな遊びを提案したり、外に連れ出したりするようにしました。お手伝いも、今までは時間がかかるのであまりさせていませんでしたが、電子レンジのボタンを押すなど積極的に手伝ってもらうようにしています。 (ママ)
さらに、休みの日は、パパが外で一緒に遊んでくれるようになったのです。
以前は、公園の滑り台やブランコで勝手に遊ばせていましたが、今は、シャボン玉、自転車、サッカーボールなど、バリエーションを増やして、一緒に遊ぶようになりました。 (パパ)
見るときは時間を決める
それでも、ママが大事なメールをチェックしているときなどに、すぐに寄ってきてスマホを見たそうにするといいます。
そんなときは、我慢ばかりさせるのではなく、時間を決めてスマホを見せてあげるそうです。「10分だからね。長い針が4にいくまでだよ」と、大きな時計を使ってわかりやすく時間を説明しています。
ここでも、専門家の先生のアドバイスが生かされているんですね。
これからも、子どもとの時間を大切にして、いっぱい遊んでいきたいと思います。 (パパ)
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