子どもの習いごととして人気の高い水泳。
そろそろ、プールデビューを考えているパパママも多いのでは?
でも、水を嫌がったり、怖がったりする子どもも少なくありません。
そんなときこそ親の出番です。親子で楽しく水泳遊びをしてみましょう。
初回のテーマは「水に慣れる」です。
講師:高橋雄介(中央大学理工学部教授 水泳部監督) 子どものときに、水が怖かった、嫌だなという体験をしてしまうと、そのまま水が嫌い、泳ぐのが嫌いとなってしまうことがあります。まずは、水の中で、楽しかった、うれしかったという体験をしていきましょう。
水泳遊びにチャレンジするのは、4歳と5歳の男の子、4歳の女の子の親子です。
みんなはまだ、水泳遊びの初心者。
水の特性を感じるために、“動物まねっこ歩き”で水に慣れていきましょう。
動物まねっこ歩きの練習
まずは、水に入る前に、プールサイドで“動物まねっこ歩き”の練習をしておきます。
※プールサイドではプールのルールにしたがってください
まねっこ歩きのひとつめは「カニ歩き」です。
カニさんのように、ゆっくり横に歩きます。
つづいて「うさぎ歩き」です。
両足をそろえて、ぴょんぴょん飛びます。
水の中に入ろう!
いよいよ、水の中に入ります。
今回は、子どもが立ったときに水面から顔が出るように、水の深さを椅子で調整しています。
※許可をとり椅子を入れて85センチの深さに調整しています
水に入るときは、おんぶやだっこなど、子どもが大好きなスキンシップをしながら入ることで安心感が生まれますよ。
動物まねっこ歩きに挑戦!
練習しておいた“動物まねっこ歩き”を水の中でやってみましょう。
まずは「カニ歩き」です。
水中では体が軽くなりバランスを崩しやすいので、手首をそっとつかんで支えてあげてください。
「カニ歩き」が難しいときは、手をつないでまっすぐ歩く練習からやってみましょう。
つづいて「うさぎ歩き」です。親子で手をつないでジャンプしましょう。
水の中で歩いたりジャンプしたり、体を動かすことによって、浮力・水圧・抵抗・水温など、水の特性を体で感じることができます。関節も柔らくなって筋肉も温まりますよ。
水に慣れるステップを、親子で楽しく遊んでくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月)親子で楽しく水泳遊び(1)水に慣れよう
- (火)親子で楽しく水泳遊び(2)呼吸方法
- (水)親子で楽しく水泳遊び(3)浮いてみよう
- (木)親子で楽しく水泳遊び(4)潜ってみよう
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