「なんとかしたい!家事ストレス」「子育ては孤独?ママの人間関係」で放送しきれなかった質問と回答を紹介します。
また、「知りたい!離乳食の基本」「なんとかしたい!家事ストレス」に出演したご家族のその後をお伝えします。
専門家: 大日向雅美(恵泉女学園大学学長) 大豆生田啓友(玉川大学教授 乳幼児教育学)
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「知りたい!離乳食の基本」の回で、どうしたら離乳食を食べてくれるのかを悩んでいたママ。その後は?
<前回の放送での質問内容>
離乳食 どうしたら食べてくれるの?
専門家:
草川功(聖路加国際病院 小児科医)
太田百合子(東洋大学非常勤講師 管理栄養士)
▽あれから4か月後の様子
離乳食をなかなか食べてもらえなくて悩んでいたママ。
その後、どうなったのでしょうか?
ご自宅に伺ったところ、離乳食を作っているところでした。
以前より、よく食べてくれるようになったそうです。専門家から「いろいろ試すべき」とアドバイスを受けて、ミルクが大好きな子どものためにメニューを工夫するようになったといいます。
「離乳食を食べてくれなかったときもミルクは飲んでいたので、離乳食にミルクを取り入れたら食べてくれるかなと試したことがきっかけです。今日は野菜のミルク煮です」
一方、ママが離乳食を作っているとき、パパは子どもと遊んでいました。
実は、運動してお腹を減らそうというねらいがあるんです。
パパとママ、2人のチームワークで離乳食を食べてもらう作戦なんですね。
ごはんの時間も、パパとママのチームワークが光ります。
パパは、子どもの目の前でおいしそうに食べる役目。子どもがまねをしてくれるように、大げさに食べるようにしているそうです。
ママは、子どもに声かけをする役目です。
2人の連携プレイで、離乳食をパクパク食べていましたよ。
「以前は、私と子どもの2人で食事をしていて、私が食べさせていました。専門家の先生に『楽しんで食べさせるようにしよう』と聞いてから、できるだけ3人一緒に食べるようにしています」
心配していた体重も、離乳食を食べるようになって、順調に増えているそうです。
「これからも、3人でゆっくり楽しく焦らずにやっていこうと思います」
これからも、笑顔のある食卓にしてくださいね!
「なんとかしたい!家事ストレス」の回で、予定通りに進まない家事にイライラしていたママ。その後は?
<前回の放送での質問内容>
予定通り進まない家事、どうしたらいい?
専門家:
水無田気流(國學院大学教授 社会学)
大豆生田啓友(玉川大学教授 乳幼児教育学)
▽あれから2か月後の様子
家事や育児、やることが多すぎていつもイライラしてしまうと言っていたママ。
その後、どうなったのでしょうか?
午後3時半すぎ、ご自宅に伺ってみると、ママは子どもたちと楽しそうに遊んでいました。
以前は、この時間が1番忙しかったといいます。
「こうやって、床に座って一緒に遊ぶことがなかったのですが、最近は遊ぶ時間がとても増えました。これまで、この時間にお兄ちゃんを保育園まで迎えに行っていましたが、パパが行ってくれています」
保育園のお迎えには、往復1時間かかるといいます。そのお迎えを、週に2回、パパが行ってくれるようになったんです。そのおかげで、時間に余裕が持てるようになり、料理もゆっくりと作れるようになったそうです。
この日のメニューは作り置きができる豚汁。さらに、冷凍食品の餃子です。
「子どもたちの栄養を考えて、必ず一汁三菜を手作りで用意しようと思っていたんですけど、専門家の先生に『あきらめてもいい』と言ってもらえたので、一品ぐらいはレトルトを使って、全部手作りで用意することはあきらめました」
冷凍食品の餃子、子どもたちもパパもおいしそうに食べています。
「ママが一生懸命がんばってイライラしてしまうより、料理の数が少なかったり、部屋がちらかっていても、笑顔のほうがいいと思います」
100%を追い求めていたとき、ママに笑顔はありませんでしたが、今は時間に余裕ができて、子どもたちと遊ぶ時間が増えて、ママに笑顔が戻ったのです。
さらに、ママを笑顔にさせる理由がもう1つありました。
それは、週に1度、フットサルに行くことなんです。
体を動かすのが大好きなママ。フットサルのときは、パパに子どもたちを見てもらっているそうです。
「いや~楽しいです! ボールを蹴っているときは、育児も家事も忘れて、これだけに集中できるので、ストレス発散になります」
ストレス発散大成功!
これからも笑顔を忘れずに!
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