切迫流産になり長期間休まなければならなくなったために、仕事をやめて専業主婦になりました。育児は楽しいのですが、何かを失ってしまった感じがしています。どうすればこのような喪失感をぬぐえるのでしょうか?
欠けたところがある方が人は向上する
回答:大日向 雅美さん 欠けたところがある方が、人は向上します。 例えば、お腹が満腹のときは、何も食べたいと思いません。しかし、空腹のときは、あれが食べたい、これが食べたいと食欲がわいてきたり、献立のアイデアが出てきたり、スーパーで何を買おうか考えたりとやりたいことやアイデアが生まれます。そのようなときは楽しいですよね。 喪失感と言うとマイナスのイメージが強いですが、その欠けたところから、次の楽しみを見つけるエネルギーが湧いてくるのだと考えてみてください。 喪失感をどこに感じているのか考えて、どうやったら欠けたところを補えるのかを考えるだけでも、頭の体操になると思います。今はいろいろ蓄えている時期だと考えてみるといいですよ。
仕事をしていないことを「ブランク」だと思わない
回答:大沢 真知子さん 仕事をしていないことを「ブランク」だと思わないようにしてください。 家事育児の経験は、ある意味でマネジメントスキルを上げているといえます。専業主婦は、1日の短い時間の中で、家事や育児とさまざまなことをこなさなければいけません。家事・育児で鍛えられた段取りの良さは、将来の仕事で役に立つものです。今まで積み重ねたものを今後はどう活かしていこうかなと考えることで、張り合いのある人生になっていくのではないかと思います。
働くママの葛藤「2人目の子どもがほしい場合、仕事を辞めるべき?」
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