毎日の家事って面倒! 特に小さい子どもがいるとなおさらですよね。
そんな家事をラクにするコツを紹介します。
講師:本間朝子(知的家事プロデューサー) 効率よく家事をするというのは「手を抜く」ことではなく「ムダな手間を省く」ことです。 浮いた時間は、お子さんと触れ合う時間にあてましょう。
冷蔵庫の掃除、ついつい後回しになりますよね。
今回のテーマは「冷蔵庫」。男の子(1歳6か月)がいるご家族のお宅へ伺いました。
冷蔵庫をきれいにキープ
まだ住み始めたばかりなので、キッチンをなるべくきれいな状態に保ちたいそうです。
でも、子育てしながらだと難しいですよね。
中でも冷蔵庫は、ついつい掃除を後回しにしがち。使い始めて半年だけど、思ったより汚れていました。
冷蔵庫は、気がつくと「こんなに汚れていた!」ということ、ありますよね。ちょっとした工夫で冷蔵庫をきれいに保ちましょう。 (本間朝子さん)
<ドアポケットをきれいにキープ>
冷蔵庫のドアポケットは、調味料などを入れることが多いですよね。液だれすると掃除が大変です。
そこで、ドアポケットにキッチンペーパーを1枚敷いておきます。
汚れても交換するだけでいいので掃除がとてもラクになりますよ。
冷蔵庫のモノを整理
冷蔵庫の奥を探ってみると「賞味期限切れ発見!」なんてこと、ありますよね。奥に入っているモノは、取りづらいので何があるのか忘れがちです。
中にあるものを把握していないと、同じものを買ってしまったり、ものが増えて掃除もしづらくなりますよ。
<グルーピングで整理しよう>
冷蔵庫にモノをばらばらと置いてしまうと、どかしながら掃除することになるので、とっても大変です。そこで、グルーピングをして種類別に分けたものを、トレーなどにまとめて入れておきましょう。トレーを出して掃除ができるので、とってもラクになります。
「賞味期限が近いモノ」をトレーにまとめましょう。ここから使うようにすればムダにならずにすみます。
野菜室にも「使いかけコーナー」を作ってみます。野菜が傷む前にここから使うようにすれば、冷蔵庫の奥からしなびてしまった野菜を発見することがなくなりますね。
汁などがこぼれてもトレーの中を洗うだけで冷蔵庫は汚れません。
お惣菜や食品についてくる調味料の小袋、どうストックしていますか?
使っている調味料にクリップや輪ゴムで取りつけておけば、必ず目に入って使い忘れがありません。
冷蔵庫の上をきれいに
実は、冷蔵庫の上はホコリや油で結構汚れています。
冷蔵庫の上にラップをかけると、汚れが付くのをカバーできますよ。
上部に吹き出し口などがある冷蔵庫の場合は、そこを避けてラップを貼ってください。
貼ったラップは定期的に取り換えるだけで面倒な掃除がなくなります。
家事は完璧を目指す必要はありません。まずは、1か所だけ、15分だけなど、小さくスタートしましょう。
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