下の子を寝かしつけるときに、上の子が「テレビを見たい」と言うので、「いいよ」と見せておくのですが、寝かしつけ終って戻っても「まだ見たい、もう1回見たい」と言って、泣いてせがみます。
子どもに泣かれたり、ぐずられたりして「いいよ」と許してしまうのは大丈夫なことなのかと気になります。
(2歳10か月と10か月の男の子をもつママより)
見せ過ぎと思うなら、どこかで切る
回答:大豆生田啓友さん もし、テレビを見せ過ぎかなと思うのであれば、子どもにもちゃんと説明して、どこかで切りましょう。子どもは泣くこともありますが「これ以上は、無理を言っているんだ」と、本人は十分わかっています。そして、どこかで気持ちをおさめます。 実は、泣くことは自分の気持ちを切り替えていく練習になります。これも大事なことです。
最初に予告しておくのも、ひとつの手
回答:若盛清美さん ずっと見せてあげると「それでいいんだ、僕の気持ちが全部通るんだ」という思いになってしまいます。ですので、最初に「下の子を寝かしつけるから、それまでよ。」「あとで本を読んであげるね」など、予告をしておくのもひとつの手です。 例えば、こども園で「明日、〇〇時になったら、みんなで集まって〇〇をしよう」と事前に予告しておくことがあります。予告しておくと「昨日、お話したように、みんなで集まろうね」と言ったとき「あ、そうだったね」とわかってくれます。もう少し大きくなってくるとそうなりますよ。
五感に訴えて、気持ちを切り替える
回答:大豆生田啓友さん 子育てをしていると、どのように気持ちを切り替えてあげるか考えますよね。 このとき、空気を変えてみることが大事です。「まだ見たい」とぐずっているとき、部屋を暗くして「みんなで寝ちゃうよ」と言うのも空気を変えることになります。 例えば、赤ちゃんが泣いているときでも「外に行ってみよう」「鳥が飛んでいるね、見える?」など五感に訴えるのもよいと思います。泣いているときに気持ちを切り替えてあげる。ちょっとしたことでよいと思います。
すくすくポイント
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