子どもがよくウソの混じった作り話をします。電車が好きなのですが、電車に乗っていないのに「今日電車楽しかったね」と言ったり、一人で遊んでいたのに「今、アンパンマンにパチッとされた」と言ったり。ウソと思っていないのかどうか、判断できず心配です。
(2歳7か月の女の子をもつママより)
ファンタジーの世界で遊べるのは心の育ちが健康な証拠
回答:遠藤 利彦さん 心配しているようですが、むしろ逆です。そのようなファンタジーの世界で遊べるようになっているのは、心の育ちが健康である証拠のようなものです。 2歳から3歳になると、いろんな空想や想像で自分の遊びを作っていけるようになります。それこそ、アニメのキャラクターが自分のお友達になったりします。 ごっこ遊びをするときは、役割の人の気持ちになりきる必要があります。それは、人の気持ちを理解する力が備わってきたのだと受けとめてください。
楽しかった思いは本当です
回答:柴田 愛子さん 想像していることが言葉で出ることは、心配しないでよいと思います。 電車に乗ったときの楽しい思いがまだ残っていて、それが「今日」となるとウソになりますが、楽しかった思いは本当です。それはウソというよりも、想像の世界と現実とが混ざり合っているのだと思います。 4歳ぐらいまではそういう時期ですので、心配はいりません。
すくすくポイント
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