パパが育児の大変さをわかってくれない。どうすればいい?
子どもが熱を出したときに、休みをとってもらうように頼んでも「俺の仕事を何だと思っているのか」と子どもの看病を拒否される。
(1児のママより/滋賀県)
育児疲れの理由をパパに伝えても、「誰でも経験することだから」「大好きな子どもといて、ストレスを感じるわけがない」と言われ、共感してくれない。
(1児のママより/鳥取県)
将来なりたい家族像・夫婦像を“前向き”に夫婦で考えてみる
回答:倉石 哲也さん 今抱えている「育児の大変さ」ばかりを話すと、夫婦でケンカになってしまいがちですが、未来のことを“前向き”に話したりすると、夫婦の会話の雰囲気が変わるかもしれません。 将来なりたい家族像や夫婦像を、前向きに一緒に考えることも大切です。どういう家族になりたいかと具体的に考えてみたり、考えたことを紙に書き出したりするといいですよ。 「育児の大変さ」だけでなく、未来の話もすることで、一緒に家族を作っていこうという雰囲気を作ることができるのではないかと思います。
パパたちの父親の声を聞く
回答:大日向 雅美さん なぜ、パパたちが育児疲れをわかってくれないかというと、今のパパたちの父親からの影響があるからです。今のパパたちの父親は、団塊の世代にあたります。この世代の男性たちは、「男性は外で働いて、女性は育児が仕事」という価値観を持っているため、育児に関わらない父親が多かったのです。 しかし、今、団塊世代の男性は「仕事ばかりで子どもを省みなかった」「もっと育児をすればよかった」と、子育てに協力しなかったことを後悔している人が多いです。 このような、パパたちの父親の声を、パパに届けることで、意識が変わるかもしれません。
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