ケアのポイント 幼児編
講師:倉石哲也(武庫川女子大学 心理・社会福祉学科教授) 大きな災害や事故などでショックを受けた子どもたちに親はどう向き合えばいいのか、心のケアと対応の仕方を紹介します。また過去に大きな地震を経験したママたちの体験談からも心構えを学びます。
幼児期の心のケアのポイント
【生活リズムを整える】
体と心は密接につながっています。体の生活リズムを整えると心も安定し、落ち着きを取り戻すことができます。
【スキンシップをとる】
子どもが親の愛情や安心感、信頼を感じるためにも、幼児期は特にスキンシップが大切です。抱きしめたり手をつないだり、また短時間でも親子で一緒に遊ぶようにしましょう。
【全身運動をする】
両手両足を大きく動かす全身運動は心の回復にも効果的です。いろんな形に切った折り紙を高いところから落としてキャッチする「折り紙キャッチ」や、タオルの両端に結び目を作って遊ぶ「タオル綱引き」など、狭い場所でも楽しめる遊びを親子で工夫してやってみましょう。
サインが出るのは回復していくプロセス。ケアのポイントを踏まえ、子どもの様子を見ながら無理強いせずに、親子で生活リズムを取り戻してくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月)ケアのポイント 幼児編
- (月)傷ついた心のサイン 幼児編
- (火)ケアのポイント 小学生編
- (火)傷ついた心のサイン 小学生編
- (水)経験者の知恵に学ぶ
- (木)親の心のセルフケア
PR