大人が考えるような「友達」っていつから始まる?
大人が考えるような「友達」っていつから始まる?
大人が考えるような「友達」がいつから始まるのか、「仁慈保幼園 多摩川保育園」での各クラスの様子を見てみます。
<0歳児クラスの様子>
自分から友達と関わることはほとんど無く、それぞれが好きなことでバラバラに遊んでいます。
0歳代は、ママやパパ、保育士など特定の大人との信頼関係を築くことが何より大切です。
<1歳児クラスの様子>
保育士が遊びを助けてあげると、少しずつ友達と関われるようになっていきます。
おもしろそうなことは友達のマネをしてみたり、楽しみを共有する姿が見られるようになります。
その一方で、物や場所を取り合うこともしばしばです。相手の思いをくむことはまだ難しく、トラブルの多い時期でもあります。
<2歳児クラスの様子>
この時期になると想像する力が付き、他の子とイメージを共有できるようになります。子どもたちだけで遊ぶ姿も増えていきますよ。
しかし、まだ自分が中心なので他の子とぶつかることもあります。周りの大人は、子どもの気持ちを代弁しながら、やりとりの仕方やルールを教えていってあげましょう。
好きな遊びを通して、この時期から友達関係が芽生えていきます。しかし、大人が考えるような友達関係が出来てくるのは4歳を過ぎてからです。その頃から、相手の気持ちを考える力が育ちます。
子どもが友達と関われるようになるには、心の成長が必要です。
それまでは焦らず見守ってあげましょう。
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