天気が悪いときに、屋根のないところで小さな子どもを車に乗せたり降ろしたりするのは大変。
そんなお悩みを解決するアイデア「かさぴったん」は、すくコム編集部内でも真似したい!と話題にしていました。
でも、「かさぴったん」を手作りする自信がない…と別の悩みを抱えていると、裁縫が得意な編集部スタッフが作り方を伝授してくれました。
「かさぴったん」とは?
「かさぴったん」は、車の乗り降りの際に傘を固定することができる、つまり「車の屋根に"傘ぴったん"」できる便利アイテムです。 磁石が入れてあり、傘の骨の先端部分に取りつけて使います。 車の屋根に傘ごとくっつけられるので、両手が自由になり、子どもを車に乗せるのがラクになりますよ。
▼詳しくはこちらの番組記事をご覧ください
「かさぴったん」の作り方
1.材料と道具を揃える
・磁石:小さくて強いもの(2,400ガウス程度)
・布:10cm四方くらい
・綿:少量
・リボンや紐など:20cm程度
・糸
2.綿と磁石を詰める
布を丸く切り、周囲の5mmほど内側をぐるっとなみ縫いします。
針はそのまま、上にリボンや紐の上に磁石を置き、その上に綿を詰めて、糸を引きます。
3.縫い閉じる
丸めながら上の部分を縫って閉じます。布の端はできれば内側に折り込むと、見た目がきれいになります。
なにか先の細いもので、綿を押して丸めながら糸をひっぱると、形を整えやすいですよ。
*番外編* ストラップタイプ
丸くするところが少し難しいなと感じたので、磁石を入れる部分を四角い袋状にしたタイプも試してみました。紐の部分をストラップにすると付けたり外したりも楽で、見た目もキーホルダーのようでかわいく仕上ります!
お気に入りのハギレで作ってみてくださいね。
※ミシンを使っていますが、最後、磁石と綿を入れて閉じるときには、手で縫って仕上げました。
こんな感じで「かさぴったん」は簡単に手作りできるから、裁縫が苦手でも大丈夫!
たくさん作ったから、ひとつプレゼントするね。
キャー、ありがとうございます!嬉しい!!
雨の日が待ち遠しいです(笑)
・・・そして迎えた雨の日、「かさぴったん」の出番がやってきました。
「かさぴったん」の使い方
1.傘に「かさぴったん」を取り付ける
「かさぴったん」を傘の骨の先端(露先の付近)に取り付けます。
傘の先端部分に「かさぴったん」を密着させてしまうと、車の屋根に上手く付けられないので、少し余裕を持たせて取り付けるのがポイント。
傘を閉じる布(ネームバンド)に結びつけてもOKです。
2.傘を開いて車の屋根に「かさぴったん」をくっつける
「かさぴったん」の位置を確認して傘を開き、車のドアを開けて(または、ドアを開ける前に)車の屋根にくっつけます。
くっつける位置は屋根の端よりも、中央に近いほうが安定します。
傘が固定されて両手が自由になるので、チャイルドシートに座らせてベルトを付けたり外したりするのも、抱っこして乗り降りするのも安心!
磁石の強度によりますが、強風でなければ傘が飛ばされることもありません。
「かさぴったん」は布で覆われているので、車を傷つける心配もなし。
車の屋根の形状やドアがスライド式かどうかで、「かさぴったん」の使い方も変わってきます。
私は、ひとりで乗り降りするときに「かさぴったん」を試していたので、子どもを乗せるときもスムーズに使えました。
運転中に子どもが寝てしまったときなど、傘を持ったまま抱っこして車から降ろすのは一苦労でしたが、これからは「かさぴったん」があるので安心です♪
喜んでもらえてなにより。他の友だちにもプレゼントしようかな。
赤ちゃん・子どもを抱えての乗り降りだけでなく、荷物が多いときも活躍しそうな「かさぴったん」。
車の利用が多いファミリーにおすすめのアイデアグッズです。
使える子育てアイデアが盛りだくさん!
育児の悩みや困りごとを解決するオリジナルアイデアをチェックしましょう。
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