ダンボールを使ったおもちゃの作り方
ダンボールを使ったおもちゃ「ままごとキッチン」「そろばん風ビーズおもちゃ」の作り方を紹介します。
講師:丸林 佐和子(造形作家) 古新聞やダンボール、買いすぎた紙皿など、家にある紙製品を使って、簡単で楽しいおもちゃの作り方を紹介します。 紙製品は、身近で、家で余っているものも多いですよね。加工もしやすく、遊び倒しても捨てられるから惜しくありませんよ。
「ままごとキッチン」
<材料>
・ダンボール(みかん箱くらいの大きさ)
・プラスチックカップ 3個
・シャンプーなどのポンプのノズル
・色画用紙(黒・紫 各1枚)
・プラスチックのトレー(縁が出ているもの)
・合成ゴム系接着剤
<作り方>
▼キッチンの土台を作る
(1)ダンボールを箱状に組み立てる。
〔POINT〕
ダンボールの側面の文字を見せたくない場合は、ダンボールの1辺をカッターで切り、内側を出すように裏返して、切った辺を布テープでつけてください。文字のない面を表にできますよ。
▼シンク部分を作る
(1)下の写真のようにして、ダンボール箱にトレーを裏返して乗せて、縁を鉛筆でなぞる。
(2)トレーを表に返し、(1)でなぞった縁の内側にトレーの底の縁を鉛筆でなぞる。
(3)(1)と(2)で書いた線と線の間をカッターで切る。
〔POINT1〕
カッターが切りづらいときは刃を折ってください。
切れ味がよくなって、ばっちり切れますよ。
〔POINT2〕
曲線を切るときは、カッターを上下にざくざくと動かすとうまく切れます。
(4)トレーをダンボールに取り付ける。
接着剤でトレーを取り付けましょう。線からはみ出ないように気を付けてください。
▼蛇口を作る
(1)取り付けたトレーから3~4cmのところに目打ちで穴を開ける。
(2)穴の周りに接着剤をつけ、ノズルを取り付ける。
▼コンロを作る
(1)黒い画用紙に皿などを使って円を描き、切り抜く。
(2)シンクの横に紫の画用紙を貼り、その上に(1)で作った黒い円を貼り付ける。
(3)プラスチックカップの底から3cmの部分を切り、下の写真のように、接着剤でダンボールにつける。
これがコンロのつまみになります。
<もうひと工夫!>
マスキングテープを貼ったり、絵を描いたりしてかわいく飾ってみてください。
さらに、側面に、コの字の切り込みをいれて折ると、オーブン付きのキッチンになります。
「そろばん風ビーズおもちゃ」
<材料>
・ダンボール(22×22cm)
・色画用紙(22×6cm)
・ヘアゴム(25cm×5本)
・ビーズ
<作り方>
(1)下の写真のように、ダンボールの上から6cmのところから上辺に向かって線を引く。
これは、屋根となります。
(2)穴を開ける。
下から3cm間隔で印をつけて、ヘアゴムが通る大きさの穴を開けます。
(3)(1)で引いた線に沿って、ダンボールを切り、屋根をつける。
(4)片方の穴にヘアゴムを通し、抜けないように、裏側で結ぶ。
(5)表側のゴムにビーズをつけたら、反対側の穴に通して結ぶ。
開けた穴全部にゴムとビーズを取り付けたら完成。
ダンボールで作るおもちゃは安くて丈夫。
子どもの好みにカスタマイズできて重宝します。ぜひ作って遊んでください。
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- (月)ダンボールを使ったおもちゃ
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