赤ちゃん時期を過ぎると、少しずつ気になりはじめるのが、オムツ外し=トイレトレーニング(以下トイレトレ)のこと。
すくコムでは「トイレトレに関するアンケート」を実施し、3,236件の回答をいただきました。その結果から、みなさんのリアルなオムツ外し事情と、トレーニングする際のポイントを探っていきましょう。
みんな何才でトイレトレをはじめたの?
トイレトレはいつからはじめればいいの? いつまでにオムツが外れればいいの?など、タイミングがつかめず困っているママ・パパも多いことでしょう。アンケートでトイレトレの時期を聞いてみると、こんな結果が。
圧倒的に多いのが「2才〜2才半」。次いで多いのが「2才半〜3才」ですが、「1才半〜2才」と答えた方も「2才半〜3才」と大差なく、1才のうちにトイレトレをはじめている人が意外と多いことに驚きました。
トイレトレをはじめる4つのサイン
早いほうがよいのか、遅くても大丈夫なのか・・・ママやパパとしては気になるところですが、トイレトレをはじめる時期にルールはありません。子どもの気持ちや成長に合わせて、それぞれに適した時期があります。目安として、以下を参考にしてみてください。
(1) おむつが濡れていないことが多い(排泄の間隔が2時間以上)
(2) 大人の言うことが理解できる
(3) 自分で意思表示ができる
(4) トイレにある程度の興味を示す
ちなみに、トイレトレを月齢の早いうちにはじめると、トレーニング期間が長くなる傾向にあるという研究結果がアメリカでは報告されています。少しでも早い時期に外したいのか、トレーニング期間を短くしたいのかなど、トイレトレに対するママやパパの考え方を整理しておくことも大切かもしれません。
▼詳しくはこちらの記事でごらんください
トイレトレーニング はじめるタイミングは?
トイレトレーニング いつから始めたらいいの?
ママ・パパの「三大困った!」はこれ
いざトイレトレをはじめると、すんなり成功〜!というケースは稀で、さまざまな壁が立ちはだかるものです。みなさんのアンケートの結果から、トイレトレの「三大困った!」をまとめてみました。
(1) トイレを怖がる
(2) うんちだけは断固拒否
(3) 本当にいきたいのかわからない
みなさんもご経験があるかもしれませんね。「トイレに興味があるけれど、いざ入ろうとすると嫌がる」「せっかくパンツを履いていても、うんちは頑にオムツに履き替えてする」「トイレでおしっこできたらシールを貼るシステムにしたら、何もなくてもトイレに行くようになってしまった」といったエピソードを、多数いただきました。
事件はトイレで起きた…!ハプニング談
「トイレを怖がる」ことには、ちゃんとした理由があります。例えばこんな事件で・・・
トイレでできるようになった!?というときに、片足が便器に落ちてしまい、それがトラウマに。その後は外出先でトイレに連れて行くたびに大泣きでした。
トレーニングをはじめて間もないころ、まちがえて「おしり洗浄」スイッチを押してしまい、それ以来トイレに座ることを怖がるようになりました。
外出先で自動洗浄のトイレに入ったとき、思いがけず水が流れたことでトイレを怖がるように。5才になった今でもトイレに入ると「流れない??(涙)」と確認してきます。
ママ・パパが気をつけるポイントは?
トイレトレが思うように進まないと、つい大人はイライラしてしまいがち。でも、親ががんばりすぎない、慌てないことが大切です。トイレを怖がったり、うんちを嫌がったりする子どもの気持ちに寄り添った言葉がけを心がけていきましょう。
◎ トイレは生理現象! 自分でコントロールしづらいものだと理解して
◎ マイナスな言葉、脅すような言葉はNG!
◎「どうすればトイレが怖くない?」など、“手助けしたい気持ち”を伝えよう
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娘がトイレをひとりでできない・・・。どのような言葉がけをすればいい?
オムツとの別れは突然!トイレトレもいい思い出に
最後に、みなさんのアンケート回答から、ある日突然やってきたオムツとの別れのエピソードをお伝えいたします。
わが家の娘は3才の誕生日を迎えてもトイレに興味を示さず、便器に座っても沈黙するだけでした。ところが上記の例にもれず、彼女とオムツの別れも突然に。おなかの風邪を引いたとき、ピーピーするたびにオムツにするのが気持ち悪いと感じたのか、「トイレでする」と言ってあっさりオムツを卒業したのです。
今になると、だっこしたときの“オムツのおしり”が恋しいです。長い子育てのなかで今だけの大切なトイレトレ期間、ぜひ急がずゆったりと、子どもに伴走してあげてくださいね。
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