子育てアイデア ことば編
子どもがぐずったときや話を聞いてくれないときに使える魔法のことば、またパパへの不満をうまく伝えるヒケツを紹介します。
2015年に放送したすくすくアイデア大賞から、「もう一度見たいアイデア」を厳選してご紹介します。
透明ことば(大阪府 上林惠子さん)
<どんなアイデア?>
子どもは一度騒ぎ出すとなかなか静かにしてくれないですよね。
話を聞いて欲しいときに、子どもたちの注意を自分に向けさせるアイデアです。
<アイデアの使い方>
聞いてほしい話の一部を、あえて”口パク(透明ことば)”にします。
そうすると、子どもたちは、口パクにした部分が何なのかを当てようとして、口元を集中してみてくれるようになるのです。
たまごがパカッ??(熊本県 坂本月音ちゃん 明日歌ちゃん)
<どんなアイデア?>
弟思いのお姉ちゃん考案のアイデア!
一番下の子がグズったり、歩きまわったりしてほしくないときに、このアイデアを使えば、下の子の機嫌がなおり、きょうだいが仲良く遊べる魔法のことばです。
<魔法のことばの使い方>
両手でたまごの形を作り、「たーまーごーが・・・」と言いながら、子どもの興味を引きつけます。
そして、「パカッ!」と効果音をつけながら、たまごが割れたように手のひらを広げます。
あらかじめ、子どもが好きなアイテムを、たまごの形にした手の中に忍ばせておくと、「パカッ!」と手のひらを見せたときに、よろこびます。
さらに、この魔法のことばは、アレンジすると食事中にも使えます。
「おーくーちーがー・・・」と言いながら、スプーンを子どもの口元に近づけていき、「パカッ!」と言うと、口を開けてご飯をスムーズに食べてくれるようになりますよ。
夫婦円満!ヒケツは標語!?(神奈川県 山口美幸さん)
<どんなアイデア?>
子どもが寝た後に、仕事から帰ってくるパパ。冷蔵庫のドアを閉める音などで子どもが起きてしまうことも・・・。
毎日忙しく働いてくれているパパに直接言えない不満を、うまく伝えるアイデアです。
<アイデアの使い方>
パパに伝えたいことを「標語」にして、紙に書きます。
そして、開け閉めの音が大きい冷蔵庫や、片付けてくれない洗面台などの「パパに注意して欲しいところ」に、「標語」と「子どもの写真」を一緒に貼るだけ!
子どもの写真を添えることで、“言われたから”注意するのではなく、パパが“自ら”注意するようになれるようです。
さらに、不満を伝えるだけでなく、お礼なども同じように伝えることもできます。
ぜひ試してみてください。
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