みなさんは「子育てが大変だ」と感じたことはありますか?大変だと思っても、それを誰かに伝えたり、表現することができないことも多いかもしれませんね。
今回は子育てを経験している先輩ママたちの、色々な想いや実感がこもった言葉をご紹介します。
子育てが大変だと感じる本当の理由とは?
多くのママたちが子育てを大変だ!と感じる理由について、3人のお子さんの子育て真っ最中のママブロガーさんが、とてもわかりやすく代弁してくれています。
『子育てを大変だと感じる本当の理由』 男友達は言ってました。 「子どもがいると座って休む暇もないって言うけど 男だって座って休めるのは昼の1時間だけだ。」 と。 確かにそうだと思います。 仕事していても 休む暇もなく身を粉にして働いてる人は大勢いるでしょう。 睡眠も満足に取れずに働き続けている人だってたくさんいます。 でも ママたちが 子育ての何が大変だと思っているのか それは 休む時間がないことや 睡眠不足という “時間”という概念ではないんです。 子育ては 自分の意思とは無関係に 自分のやろうとしていたこと・したかった行動を子どもに遮られることの連続です。 「ご飯を食べ終わるまでイスに座って食べる」 「トイレに普通に入って用を済ませてからトイレを出る」 「洗濯物をお昼までに外に干す」 「市役所に普通に電話をかけて、話し終わったら電話を切る」 など 自分のしたいことを 自分の意思に反して途中で他者によって遮られること そして自分がやりたいことをしている途中で 予定外に別のやらなければならないことが次々に舞い込むことが こんなにフラストレーションが溜まるものだということを 私も 子育てをするまで知りませんでした。 だから 同じ睡眠3時間でも 3時間後に起きると自分で決めて 自分の意思で起きる3時間と 自分の意思とは無関係に いつ起きるか予測できない子どもの泣き声で 無理矢理眠りから起こされる3時間は 違うと言いたい。 同じ昼間の休憩1時間でも 自分のやりたいように過ごせ すべてを自分の思い通りに行動を完了させることの出来る1時間と 自分のやりたいことがあっても 途中で子どもに呼ばれたら どんなにやりたいことが中途半端で気持ち悪くても 子どものもとへ駆け寄り終わってしまう1時間は 違うと言いたい。 自分の行きたいタイミングで 用が済むまで便座に1人でゆっくり座っていられるトイレと どんなにゆっくり入っていたくても ドアの前で「ママー!」と泣いてる子どもの泣き声を聞きながら慌てて入るトイレは 違うと言いたい。 自分の食べたいものを 自分の食べたいタイミングで きちんと最後まで座って食べられるお昼ご飯と 食事の途中でも 「おしっこ!」「ウンチ出た!」「牛乳ちょうだい!」「フォークがいい!」 と言われる度に席を立ち 子どもに食べさせ終わってから食べる冷めたお昼ご飯は 違う と言いたい。 でも それって 本当は当たり前なんですよね。 だって別人格の人間を相手にしているわけですから ママのやりたいことが 全部叶わなくなるのは仕方のないことだと思います。 それでも なぜ自分の行動を途中で遮られることが こんなに苦しいと感じるのか 私なりに考えたんですが それって 達成感を得られないから。 やり遂げる喜びを実感できないから。 ではないかと思ったのです。 ~(中略)~ ママたちが子育ての何を大変だと感じているのか ちゃんと知ってくれているパパや周りの人って 少ない気がするんです。 休む暇がないこと それ自体が 大変なんじゃない。 自分という人間の 「~がしたい」という自然な欲求を ことごとく途中で遮られ 封じ込められたような そんな閉塞感 ちゃんと最後までやり遂げた! という達成感を得られにくい毎日 そして この 「自分のやり遂げたい気持ちを ことごとく他者に邪魔される」 というストレスを経験したことのないパパになかなか気持ちを分かってもらえず やりたいこと(夢とかそんな大げさなことじゃなく日常の行動のこと)を 自分の赴くままに叶えていく世間の人たちが羨ましく感じられたりして なんだかものすごく 1人取り残されたような孤独を ママたちは感じたりするのだと思うのです。 ママたちがよく口にする 「1人になる時間があったらなぁ」 「自由な時間が少しでも欲しい」 というのは リフレッシュしたいという意味ももちろんありますが 美容院にしろ ショッピングにしろ 部屋の模様替えにしろ 自分のしたいと思ったことを 誰にも邪魔されず 最後までやり遂げたい 達成感を得たい欲求なんだと思います。 だから ママたちが子育てから解放されたくなるのって 子どもから解放されたいんじゃなくて 自分の達成感を1人でちゃんと味わいたくなるから なんじゃないかなぁって。 でも その本当のところに気付いてないと どうして 可愛い我が子、楽しいはずの育児でイライラしてしまうのか 子育てから解放されたい自分はダメなママだなぁって 自己嫌悪に陥るママもたくさんいるんじゃないかなって。。 でも、そうじゃないよ!! みんな一生懸命子育てしてるよ!! ただ、自分個人の人格が 子育てしてると行方不明になりやすいから それで苦しくなってるだけなんだよ! って 私は伝えたいのです。
<引用元ブログ>
「LICOオフィシャルブログ「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」
LICOさんのブログには、この他にも子育てを通して日々感じたことが公開されていて、たくさんママの共感を呼んでいます。こちらのメッセージブックにも「ママはそのままのママで大丈夫だよ」というメッセージがたくさん詰め込まれていますよ。
ママ、もっと自信をもって
保育士として17年間勤めた、絵本『ぐりとぐら』の作家、中川李枝子さんからママたちへのメッセージです。
100人いれば100通りの子どもがいます。同じ子どもでも、その時々によって変わります。食欲がない、機嫌が悪い、泣く、はしゃぐなど、子どもの変化に真っ先に気づくのは、お母さんです。 私は子育てに「こうするべき」なんて答えはないと思います。お母さんは自分の正直な気持ちのまま自然に、素直に育てればいい。教科書通りかどうかなんて悩まずに、そのお母さんなりのやり方で育てる楽しみを味わってほしい。ただし常に「学ぶ」心がけを持ってほしい。理想は「教養ある慈母」です。子どもと一緒に成長してこそ、理想の母になれるでしょう。 未来の担い手を育てる母親は、時代の最先端にいるということを自覚してほしい。子育て中のお母さんたちは、みんなきらきらして、とてもきれいです。 遠慮しないで、堂々としていればいい。お母さんはもっと自信をもっていいのです。 (撮影/鈴木愛子) 『ママ、もっと自信をもって』 著者・中川李枝子 より 2016年 日経BP社発行 ●書籍のご購入はこちらから( Amazon / 日経BP書店 ) ●日経DUALでの中川李枝子さん連載コラムはこちら
いかがでしたか?少し視点を変えることができたり、勇気づけられたり・・・ たくさんのママたちが心に響く言葉と出会って、笑顔で子育てできたらうれしいです♪
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毎日の育児に奮闘しているママへ贈りたい!やさしい詩
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