子どもって、ほんとに「かさ」が好きですよね。まだうまくかさをさせない小さな子が、濡れながらも得意気に、じぶんのかさで歩いている姿は、かわいらしくてほほ笑ましいものです。
かさデビュー前の赤ちゃんにも読んであげたいこの絵本。「だれのかさかな?」と問いかけながらページをめくるシンプルな繰り返しが、子どもの興味を誘います。
いろんな色、いろんな大きさ、いろんなどうぶつ…「これはだれのかさだったかな?」とおしゃべりも楽しく、何度読んでも子どもがよろこぶ1冊です。
作・絵:東訓平
出版社:フレーベル館
読み聞かせのめやす:1才〜
この本を選んだ人
地域文庫で活動する絵本好きな母のもとに育ち、サラ・ミッダの絵本『おとなになること』にあこがれて美大へ進学。イラストレーター&ライターをしながら、自身の出産後は日々子どもとの絵本読み、絵本作りを楽しんでいる。
たくさんの絵本に親しんだ経験から、心に響く絵本を週に1冊セレクトして紹介します!
PR