このあいだ雨の日に娘が、「あめってきもちいい」と窓の外を眺めているのを見て、なるほど、子どもにとっては雨も楽しいものなのかと、ささやかな発見をしました。
そこで、読んであげようと思いついたのがこちら。しずくの表紙を「なつかしい!」と思うママ・パパも多いかもしれませんね。
水の1滴がぴしゃんとバケツから飛び出したところで、冒険がはじまります。ほこりまみれになり、とうめいになり、カチカチになり、しずくの旅はどうなることやら。身近な「水」のふしぎに触れる、はじめての科学絵本としてもおすすめです。
『しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)』
作:マリア・テルリコフスカ
絵:ボフダン・ブテンコ
訳:内田莉莎子
出版社:福音館書店
読み聞かせのめやす:4才〜
この本を選んだ人
地域文庫で活動する絵本好きな母のもとに育ち、サラ・ミッダの絵本『おとなになること』にあこがれて美大へ進学。イラストレーター&ライターをしながら、自身の出産後は日々子どもとの絵本読み、絵本作りを楽しんでいる。
たくさんの絵本に親しんだ経験から、心に響く絵本を週に1冊セレクトして紹介します!
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