子どもが生まれた瞬間から始まり、24時間365日…永遠に続く育児。
子どもがいくつになっても、その歳の子を育てるのは初めてだし、その後兄弟姉妹が生まれたら、2人育児、3人育児は初めて。子どもが成長していく喜びを感じながらも、不安になったり、イライラしたり・・・。正解がわからない育児と日々向き合って悩むママも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなママたちを癒す、すてきな詩をご紹介します。
ママは毎日「すごく大切なこと」をしている
一日中家にいたのに、家の中は散らかり放題で家事もたいして終わらなかったとき・・・ 罪悪感を感じていませんか?
『今日』 (伊藤比呂美訳)より一部抜粋 人に見られたら なんていわれるか ひどいねえとか、だらしないとか 今日一日、何をしてたの? とか わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた わたしは、この子とかくれんぼした。 わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた ほんとにいったい一日何をしていたのかな たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと でもこう考えれば、いいんじゃない? (つづく)
ニュージーランドを中心とする英語圏に伝わる、赤ちゃんを育てているママたちを励ます詩。
家事や他のことがおろそかになって罪悪感を感じているママたちに、やさしく語りかけてくれます。
作者未詳のまま口コミで広がった詩を、詩人の伊藤比呂美さんが日本語に訳しました。
全文はこちらの書籍に記載されています。
伊藤比呂美訳 /下田昌克画「今日」 より 2013年 福音館書店発行
わが子がとっても愛おしくなる
こちらの記事に掲載している、三砂ちづるさんの「子どもをいだく喜びにひたってほしい」 は、多くのママの共感を呼びました。
後追いされてゆっくりトイレにも行けない!子どもの相手をしていたら、何もせずに1日が過ぎちゃった!1日でいいからゆっくり朝まで眠らせて!!そんな時にぜひ読んでいただきたい詩です。
PR