工作ゲームの最終回は、紙コップを使った手作りゲームです。
講師:はらこうへい (造形作家/イラストレーター) 身近な素材を使って簡単に作れる工作ゲーム。子どもの好奇心を刺激する楽しいゲームで親子そろって遊びましょう!
紙コップを使った工作ゲーム
「かんたん野球ゲーム」
ピッチャーとキャッチャーを作れば即ゲーム開始! シンプルな作りですが、そのぶん指先の微妙な感覚で変化が楽しめます。材料は紙コップ、トイレットペーパーの芯、輪ゴム、ビー玉です。
バッターを作る
トイレットペーパーの芯を縦半分に切り、端から4cmのところに2か所、向かい合わせで1cmの切り込みを入れます。
切り込みに輪ゴムをかけ、切り込みに近い方の端を紙コップにテープで留めます。次に輪ゴムを裏側に引っ張り、紙コップにテープで留めましょう。バッターの顔を貼ったら完成! 芯を後ろに引いて手を離すとボールを打つ仕掛けです。
ピッチャーを作る
トイレットペーパーの芯を縦半分に切り、一方が斜めになるように2つを組み合わせてテープで留めます。バッターの顔を貼ったら完成! 斜めの芯のところからビー玉を転がします。
遊び方
テーブルに向かい合って座り、ピッチャーとバッターを前に構えます。ピッチャーが角度を変えて変化球を出したり、もっとなれてきたらラリーにもチャレンジしましょう! 大きめの箱で野球盤を作ると、ビー玉が飛び出さないのでさらに楽しく遊べます。
紙コップを使った工作ゲーム
「ころころ紙コップ」
紙コップを使ったシンプルな動くおもちゃです。紙コップ2コと単2の乾電池、輪ゴムを用意しましょう。
作り方-1
乾電池に輪ゴムをかけ、テープでしっかり留めます。
作り方-2
紙カップ2つを重ね、口の部分に1cmくらいの切り込みを2か所、2cmくらいの間隔で入れます。反対側にも同じように切り込みを入れ、乾電池につけた輪ゴムをコップにかけます。コップを裏返してゾウの顔をつければ完成!
遊び方
乾電池を15回ほど回してひっくり返し、テーブルに置いて手を離すとゾウがトコトコ走り出します。画用紙で作った果物などをゴールにして走らせると楽しいですよ!
ゴムの引っ張る力を使って、物理の基本を体験できる工作ゲーム。子どもの年齢によっていろいろな遊び方ができるところも魅力です。親子で楽しく作って遊んで、盛り上がってくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月)親子で遊べる!「トイレットペーパーの芯を使った工作ゲーム」
- (火)親子で遊べる!「新聞紙を使った工作ゲーム」
- (水)親子で遊べる!「ティッシュ箱を使った工作ゲーム」
- (木)親子で遊べる!「紙コップを使った工作ゲーム」
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