ショートヘアの切り方
講師:中村 啓二(ヘアデザイナー) 子どもが小さい間は、子どもの髪は自宅で切りたいですよね。 でも、子どもがじっとしていなかったりすると、上手に切るのは難しいものです。 そこで、今回は自宅で簡単に子どものヘアカットができるコツを紹介します。
ヘアカットの基本
直線的に切れてしまうのを防ぐためにはスキバサミを使うのがおすすめです。
スキバサミを使った子どものヘアカットには、基本的な2つの切り方があります。
「ツイストカット」「つまんでカット」
ショートヘアのカットでは、伸びたサイドの髪や、後ろ髪のボリュームの調節の仕方に悩むことがありますよね。
このような悩みは、スキバサミを使ったカットで解決できます。
スキバサミで、まずは髪の量を調整してから長さを整えましょう。
(1)「ツイストカット」で後頭部の髪の量を減らす。
後頭部の「三日月ライン」と呼ばれる部分は特に髪が密集しています。
この部分は意識して量を減らしましょう。
(2)頭頂部の髪をカット。
つむじは生え癖があり、毛量調節が難しいところです。
つむじ周り5cmはハサミを入れず、毛先だけを「つまんでカット」でそろえるようにしましょう。
(3)耳周りの髪をカット。
頭皮から髪を90度に持ち上げてカットすると、髪を下ろしたときに切り口が一直線にならず、自然な仕上がりになります。
耳の前後は特に髪が薄いので切りすぎに注意しましょう。
また、子どもは急に頭を動かします。
振り向いたときに危なくないように、一度切るたびに刃先を子どもの顔から遠ざけるようにして、切っていきましょう。
(4)襟足を少し「ツイストカット」。
まず中間部分を切り、その長さに両側を合わせるようにしましょう。
できあがり!
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