はじめての歯磨き〜乳歯の生えはじめのケア
生えたばかりの小さなかわいい歯。むし歯からしっかり守りたいですよね。今日のテーマは、はじめての歯磨きです。
講師:倉治ななえ(日本歯科大学附属病院 臨床教授) 乳歯の生えはじめからイヤイヤ期、永久歯への生え変わりまでは、子どもの歯にとってとても大切な時期。日常のケアを万全にして、むし歯ゼロを目指しましょう!
歯ブラシに慣れさせる
離乳食がスタートしたら、歯ブラシを使った歯磨きをはじめるタイミング。赤ちゃん用の歯ブラシと、仕上げ磨き用の歯ブラシを準備します。まずは赤ちゃんが歯ブラシに慣れることが大切。赤ちゃん用の歯ブラシを手に持たせて、自分で口に入れてモグモグしたら、はじめての「自分磨き」は合格です。
はじめての仕上げ磨きは「歯1本1秒」
仕上げ磨き用の歯ブラシを鉛筆のように握り、短めに持ちます。歯ブラシの先の方3列目くらいを歯の上からかぶせて、軽く3回ほど円を描くように動かしましょう。歯1本あたりおよそ1秒で終了。
子どもが慣れたら表と裏を1本ずつ
歯ブラシの先のほうを使い、こまかく横に動かしながらまず表側を磨きます。次に裏側は、歯ブラシを縦に入れて磨きましょう。ポイントはゴシゴシ強く磨かないこと!
歯磨きのあとに授乳したらむし歯になる?
プラークが付いていないきれいな状態の歯は、母乳の乳糖が口の中にあってもむし歯になりません。寝かしつけるときに母乳をあげるなら、その前にきちんと歯磨きをしておきましょう。
まずは、子どもが歯磨きを好きになることが大事。この時期に歯磨きの習慣をつけて、一生の宝物となる歯を守ってあげてくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月) はじめての歯磨き〜乳歯の生えはじめのケア
- (火) 乳歯の日常ケア
- (水) イヤイヤ期の歯磨き
- (木) 生え変わり時期の歯磨き
PR