野菜おかずのコツ
子どもにたくさん食べさせたい野菜。でも好き嫌いもあるし、お弁当のおかずはマンネリになりがち。そこで、野菜おかずの基本をマスターしてバリエーションを広げましょう。
講師: 上田淳子(料理研究家) 子どもが3歳くらいになると、いよいよお弁当づくりがスタートする人も多いはず。でもどんなものを作ったらいいのか、悩みますよね。今週は、小さな子どもがひとりで食べやすく、冷めてもおいしいお弁当づくりのコツをマスターしましょう。
野菜の味つけの強い味方「かつおぶし」・・・絹さやのおかかあえ
だしのベースになるかつおぶしには、おいしいうまみがたっぷり。青い野菜と合わせれば、それだけで野菜がおいしくなります。ゆでキャベツやブロッコリーでもおいしくできますよ。
作り方:塩ゆでした絹さやにかつおぶしとしょうゆをかけて混ぜる
野菜の味つけの強い味方「ごま」・・・にんじんのごまあえ
ごまの香ばしさとコクで、ひと味ちがうニンジンに。ゆでたジャガイモやほうれんそうなど、いろんな野菜でアレンジも簡単です。
材料(作りやすい量):ニンジン 50g、しょうゆ 少々、すりごま 小さじ1
作り方:スライサーなどで細く切ったニンジンを電子レンジで1分ほど加熱し、しんなりしたら、すりごまとしょうゆをかけて混ぜます
ゆで野菜をごま油でアレンジ!
野菜をゆでるときにごま油を少し加えると、また違ったおいしさを引き出すことができます。
沸騰したお湯1リットルに塩とごま油を各大さじ1ずつ入れ、このお湯で野菜をゆでます。ポイントは、あまりゆですぎないこと。小房に分けたブロッコリーなら20〜30秒でOK。塩でしっかりと味がつき、ごま油もほんのり香るので、食べた感じはちょっと中華の炒めもの風。子どももきっと喜んで食べてくれるはずです。
苦手なものも食べやすく!「野菜混ぜ込み ミックス弁当」」
子どもの苦手な野菜も、好きなおかずに混ぜ込んでおいしく食べてもらいまいましょう。
【主菜】キノコつくね
材料:鶏ももひき肉 50g、シメジ 20g、しょうゆ 小さじ1弱、サラダ油 小さじ1/2
1)ひき肉にしょうゆをもみ込んで味をつけ、みじん切りにしたシメジを加える
2)スプーンで一口大に丸め、油を熱したフライパンで焼く
【副菜】おろしニンジン入り卵焼き
材料:卵 1個、おろしニンジン 大さじ1/2、塩 少々、サラダ油 小さじ1/2
1)卵を溶き、塩とおろしニンジンを加えて混ぜる
2)油を熱したフライパンに細長く広げ、端から巻くように焼く
友だちといっしょだと、子どもは意外にちゃんと食べてくれるもの。大好きなものだけでなく、たまには苦手なものもうまくお弁当に取り入れて、トライさせてみてはいかがでしょうか。
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