冬の里山遊び(3)生活と自然がつながるオーナメント作り
親子で少し足を伸ばして、里山の豊かな自然の中で遊んでみませんか。身近な里山での親子の遊び方を、親子での山歩きや自然体験のワークショップを行っている栗田朋惠さんに教えてもらいました。
講師: 栗田朋惠(登山ガイド)
オーナメントを作ろう!
山でたくさん集めてきた、落ち葉や木の実、木の枝など、すてきな山のお土産を使って、オーナメント作品を作っていきましょう。
おうちに飾ると、家から出たその足の先に自然があり、山があり、みんなの生活と自然がつながるような気がします。
まずは、お手本を見ながら、どんなーナメントを作るか考えます。
立体のオブジェ
まずは、立体のオブジェ。自由な発想で、「こんなふうにやったらどうかな? おもしろいかな?」という気持ちを生かして、作っていきましょう。
まずは、紙ねんどをコップに詰めて土台を作ります。
そこに、木の棒をさしていきます。
小さな木や石などを入れて、小さなお庭をイメージしてみましょう。
次に、コップの周りにフェルトを貼っていきます。
最後に、全体を飾りつければ完成です。
絵のようなオーナメント
続いて、絵のようなオーナメントを作ります。
フェルトで作った土台の中に、集めた自然の素材を貼りながら、一つの絵のように仕上げていきます。
フェルトの切れ端や、毛糸の素材と合わせ、楽しく遊びながら貼っていくのがポイントです。
どんな作品ができたかな?
みんなの立派な作品ができあがりました。
どんなところが気に入っているのかな?
「いちばん上のところ」
「おはな。毛糸を頑張った」
「はっぱのところ」
「木の実のところ」
みんなとても楽しそうに作っていましたね。
実際に歩いた山の恵で作ったオーナメントは、見る度に、親子での里山歩きの楽しい思い出がよみがえってきますね。
冬の寒い季節の山は、何もないように感じるかもしれません。でも、実際に行ってみると、こういった木の実や枝など、いろんなものが私たちを楽しませてくれます。
みなさんも近くの里山に行ったら、自然と遊んでみてくださいね。
まいにちスクスク「冬の里山遊び」の番組記事
- (1)里山を歩こう
- (2)里山の頂上を目指そう
- (3)生活と自然がつながるオーナメント作り
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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