冬の里山遊び(2)里山の頂上を目指そう
親子で少し足を伸ばして、里山の豊かな自然の中で遊んでみませんか。身近な里山での親子の遊び方を、親子での山歩きや自然体験のワークショップを行っている栗田朋惠さんに教えてもらいました。
講師: 栗田朋惠(登山ガイド)
肌寒い季節のハイキングも、楽しめることがたくさんあります。
木の実や落ち葉を拾って、頂上を目指し、里山遊びの思い出になるオーナメントを作っていきます。
落ち葉やどんぐり、どんなお気に入りに出会えるかな。
下り道に注意
険しい下りの山道は、どうやって下りたらいいでしょうか。
歩き始めるとスピードがついてしまい、転んでそのまま落ちてしまうこともあります。
下りの階段や坂道は、必ず大人が先に立って慎重に下りましょう。
ゆっくり歩くことを伝えながら進んでください。
足元が悪い場所は、おしりをつけて滑るように降りるのも安全な下り方です。
山でのお土産探し
山でのお土産探しは、「落ちているものを少し分けていただく」という気持ちで、生えているものを折ったり、抜いたりはしないようにしましょう。
いよいよゴールは目前です。
里山の頂上に到着!
頂上の広場に到着しました!
海の見えるすてきな景色ですね。
無事、全員到着しました。
ここで、待望のお弁当を食べます。
山を登った気持ちのいい疲れは、お弁当をおいしくする最高のスパイスです。
冬の寒さと山歩きで体が疲れているときは、ココアなどの温かくて甘い飲み物がおすすめです。
マグカップにココアの粉を入れて、マシュマロをのせて、ポットからお湯を注いで、できあがり。溶かしながらゆっくり飲みましょう。
みんなが集めた山のお土産
ここで、みんなが集めたすてきなお土産を見せてもらいました。
お気に入りのものは、見つかったかな。
たくさん里山のお土産が見つかったようですね。
家族で里山歩き、どうだった?
家族で冬の里山を登ってどうだったでしょうか。子どもたちのことを聞いてみました。
– 登る前は不安もありましたが、頑張っている姿を見て成長を感じます。妹もあまり甘えることがなく、兄も妹の手をとってリードしていましたね。
– みんなを見ながら歩けていたと思います。いつもは「だっこ」と言う弟も、同じぐらいの子どもたちと一緒に歩いて、頑張っていました。
それでは、帰りも気をつけながら山を下りていきます。
次回は、山のお土産を使ってオーナメントを作っていきます。
まいにちスクスク「冬の里山遊び」の番組記事
- (1)里山を歩こう
- (2)里山の頂上を目指そう
- (3)生活と自然がつながるオーナメント作り
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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