冬の里山遊び(1)里山を歩こう

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2025/03/03

出典:まいにちスクスク[放送日]2025/02/27[再放送]2025/03/03

親子で少し足を伸ばして、里山の豊かな自然の中で遊んでみませんか。身近な里山での親子の遊び方を、親子での山歩きや自然体験のワークショップを行っている栗田朋惠さんに教えてもらいました。

講師:
栗田朋惠(登山ガイド)

里山での自然あそびに挑戦!

親子で一緒に山を歩くのは、大人も子どもも同じことを楽しめ、魅力的な共有体験ができます。

今回は、こちらの2家族と一緒に、里山での自然あそびに挑戦します。

里山歩きの前に

秋冬のハイキングでは、落ち葉や木の実、木の枝などを拾うのが楽しい時期です。

「いいな」と思ったものがあったら、袋に入れて拾い集めて、「山のお土産」を持ち帰ります。
※私有地や自然保護区域では、採取や持ち帰りが禁止されています

今回は、里山歩きの思い出に、山のお土産ですてきなオーナメントを作ります。
山頂まで、どんなものが落ちているのかワクワクしますね。

山歩きスタート!

挑戦する里山は、頂上まで子どもの足でおおよそ2時間程度。個人差もありますが、だいたい3~4歳から登れる山です。
熱中症対策として、水はこまめにしっかりとりましょう。

安全に、ゆっくり、山歩きに行きましょう。

何が見つかるかな?

山歩きをしながら、さっそくお気に入りのものを見つけたようです。

枝つきのどんぐりや、木の実や落ち葉など、ワクワクしながら、お気に入りのものを探します。

山は、五感を使って世界を知る、いいきっかけになります。自然の中の温度や湿度、手触りなどから、この世界がどんな自然でできているのか知ることができます。

山道は、歩きにくいところもたくさんあります。でも、歩く経験を重ねていくうちに、頭で判断したり、体で判断したりしながら、歩いて行くことができるようになります。自分の頭と体を、一生懸命使うところも、山歩きのいいところかもしれません。

冬の里山歩き おすすめコーディネイト

ここで、冬の里山歩きのおすすめの格好を紹介します。

靴は、履き慣れた運動靴。靴底の厚いタイプが、歩いていて足が痛くならないのでおすすめです。

ズボンは伸びやすいストレッチ素材。上着は蒸気を逃がしてくれるフリースなど、こまめに脱ぎ着できるものがいいでしょう。

帽子は、日差しから肌を守るだけでなく頭を守ってくれるので、つばが広くしっかりかぶれるものにしましょう。

また、冬も紫外線に気をつけて、日焼け止めなどを塗っておくといいでしょう。

みんな、まだ頑張って歩いて行けるかな。
頂上には、すてきな景色と、おいしいお弁当が待っています。


まいにちスクスク「冬の里山遊び」の番組記事

まいにちスクスク
 
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