冬の里山遊び(1)里山を歩こう
親子で少し足を伸ばして、里山の豊かな自然の中で遊んでみませんか。身近な里山での親子の遊び方を、親子での山歩きや自然体験のワークショップを行っている栗田朋惠さんに教えてもらいました。
講師: 栗田朋惠(登山ガイド)
里山での自然あそびに挑戦!
親子で一緒に山を歩くのは、大人も子どもも同じことを楽しめ、魅力的な共有体験ができます。
今回は、こちらの2家族と一緒に、里山での自然あそびに挑戦します。
里山歩きの前に
秋冬のハイキングでは、落ち葉や木の実、木の枝などを拾うのが楽しい時期です。
「いいな」と思ったものがあったら、袋に入れて拾い集めて、「山のお土産」を持ち帰ります。
※私有地や自然保護区域では、採取や持ち帰りが禁止されています
今回は、里山歩きの思い出に、山のお土産ですてきなオーナメントを作ります。
山頂まで、どんなものが落ちているのかワクワクしますね。
山歩きスタート!
挑戦する里山は、頂上まで子どもの足でおおよそ2時間程度。個人差もありますが、だいたい3~4歳から登れる山です。
熱中症対策として、水はこまめにしっかりとりましょう。
安全に、ゆっくり、山歩きに行きましょう。
何が見つかるかな?
山歩きをしながら、さっそくお気に入りのものを見つけたようです。
枝つきのどんぐりや、木の実や落ち葉など、ワクワクしながら、お気に入りのものを探します。
山は、五感を使って世界を知る、いいきっかけになります。自然の中の温度や湿度、手触りなどから、この世界がどんな自然でできているのか知ることができます。
山道は、歩きにくいところもたくさんあります。でも、歩く経験を重ねていくうちに、頭で判断したり、体で判断したりしながら、歩いて行くことができるようになります。自分の頭と体を、一生懸命使うところも、山歩きのいいところかもしれません。
冬の里山歩き おすすめコーディネイト
ここで、冬の里山歩きのおすすめの格好を紹介します。
靴は、履き慣れた運動靴。靴底の厚いタイプが、歩いていて足が痛くならないのでおすすめです。
ズボンは伸びやすいストレッチ素材。上着は蒸気を逃がしてくれるフリースなど、こまめに脱ぎ着できるものがいいでしょう。
帽子は、日差しから肌を守るだけでなく頭を守ってくれるので、つばが広くしっかりかぶれるものにしましょう。
また、冬も紫外線に気をつけて、日焼け止めなどを塗っておくといいでしょう。
みんな、まだ頑張って歩いて行けるかな。
頂上には、すてきな景色と、おいしいお弁当が待っています。
まいにちスクスク「冬の里山遊び」の番組記事
- (1)里山を歩こう
- (2)里山の頂上を目指そう
- (3)生活と自然がつながるオーナメント作り
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
PR