子育ての悪戦苦闘やあるある、そしてハッピーエピソード。全国から寄せられたバラエティ豊かな川柳の中から、栄えある大賞を発表します。

専門家:
大日向雅美(恵泉女学園大学 学長)
倉石哲也(武庫川女子大学 教授)
子育て川柳について
大日向雅美さん
子育てエピソードを川柳にするのは、とてもすてきだと思います。子育て中は、もやもやしたり、いろんなことが混在したりしますよね。それを川柳で切り取ってみると、笑いに変えることができます。
倉石哲也さん
前回の子育て川柳大賞では、心温まるものばかりで、とてもたのしませていただきました。今回もたのしみです。
今回は、「あるある部門」「悪戦苦闘部門」「ハッピーエピソード部門」の3つの部門に分けて紹介します。
これで、全11句の川柳が出そろいました。
審査の結果、今回の大賞となるのは…

「ママ大好き❤︎ ママいなくなると パパ大好き❤︎」でした。
大日向雅美さん
ほかにも、いい川柳がたくさんで悩みましたが、りんたろー。さん、倉石さんが、「自分の気持ちを言ってもらった」ということもありました。パパが、悲しい気持ちから、これだけの逆転発想の句を詠まれたのが、まさに川柳だと思います。
倉石哲也さん
川柳は、繰り返される日常のよくある一コマを切り取って、いろんな喜怒哀楽を含んで、全体的にユーモアで包むところがすばらしいですよね。川柳をお送りいただいた、みなさんの感性に私は大いに心揺さぶられましたし、笑わせていただきました。
大日向雅美さん
川柳は、笑いの裏に、切なさ、悲しさ、もどかしさなど、大変さが隠れているから、それだけにすてきな笑いがみんなで楽しめたと思います。ますます川柳好きになりました。
丸山桂里奈さん(MC)
子育てを川柳にするのがポイントで、すごく楽しかったなと思いますよ。
りんたろー。さん(MC)
本当に、五・七・五にいろんな感情が詰まってますよね。