子育て、誰かに頼れていますか?
休みなく続く家事・育児。サポートしてほしくても、頼れる人が近くにいないなど、さまざまな事情で頼ることができないパパ・ママは多いのではないでしょうか。育児支援サービスの利用には壁があることも。子育ての頼り先や現状の課題について、専門家と一緒に考えます。
専門家: 市川香織(東京情報大学 教授/助産師) 石田光規(早稲田大学 文学学術院 教授/社会学)
今回のテーマについて
―― 現代のパパ・ママの育児の環境について、どう感じていますか?
パパの育児も当たり前になってきた
回答:市川香織さん この10年ぐらいで、パパも育児をするのが当たり前になってきたように思います。「ふたりで頑張ります」と意気込む人も増えてきました。でも、いざ子どもが生まれて育児が始まると、初めての育児に2人で途方に暮れてしまうような状況もよく見ます。
家族以外の人に頼る仕組みをつくることも重要
回答:石田光規さん 最近の特徴として、親に頼る人があまりいなくなってきました。親と一緒に住んでいない、頼りたくない、育児の方針が違うので頼らないという人もいます。外に頼る仕組みを、もう少しつくっていく必要があると思います。
丸山桂里奈さん(MC) 頼りたくても、何があるのかがわからないこともありますよね。
専門家からのメッセージ
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