あそびのタネ 草花③
お散歩で見かける道端の草花。足元に落ちているドングリや落ち葉。公園の隅っこにある小石や小枝。身のまわりをじっくりと見直せば、たくさんの命や自然の営みに出会えます。そのすべてがたのしいあそびのタネになります。
今回は「草花」を使ったあそびを紹介します。
自然遊び監修: 高橋京子
季節を彩る草花は見ているだけでたのしいもの。香りをたのしんだり、形を生かして工作の材料にしたり、さまざまな遊びをたのしむことができます。
※植物採集してよい場所か確認してから遊びましょう
(撮影協力 葛飾二葉幼稚園・清心幼稚園)
草花にはさまざまな色や形が
道端や公園の隅っこにある小さな草花は、手にとってよく見てみると、さまざまな色や形があるのがわかります。
その一つひとつの形をたのしみながら、お気に入りの草花を紙のコースターに両面テープで貼りつけてみましょう。
自然がつくったオリジナルの草花ペンダントができました。
絵を描くことが苦手な子でも、草花の色や形から想像を膨らませて、自分らしい表現をしはじめます。
葉っぱの不思議な性質
今度は葉っぱの不思議な性質を使って、遊んでみましょう。
葉っぱの上に、スポイトで水をたらしてみると…
あら不思議。葉っぱがぬれずに水玉になりました。
葉っぱの中には水を弾く性質のものがあります。
こんどは色水をたらしてみましょう。
色をまぜてみてもおもしろいですよ。
今度は、葉っぱを水の中へ…
すると、銀紙みたいにキラキラしました。
水をはじく葉っぱを水の中に入れると、葉っぱの表面が輝くように見えます。
不思議な体験をすると、子どもたちの「なんで?」「どうして?」が膨らみます。
子どもたちの日常にある身近な自然に目を向けると、不思議なことがたくさんで、主体的に遊ぶ姿が生まれてきます。
みなさんも自然の中にあそびのタネをみつけてみてください。
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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