あそびのタネ 草花②
お散歩で見かける道端の草花。足元に落ちているドングリや落ち葉。公園の隅っこにある小石や小枝。身のまわりをじっくりと見直せば、たくさんの命や自然の営みに出会えます。そのすべてがたのしいあそびのタネになります。
今回は「草花」を使ったあそびを紹介します。
自然遊び監修: 高橋京子
季節を彩る草花は、見ているだけで、たのしいもの。香りをたのしんだり、形を生かして工作の材料にしたり、さまざまな遊びをたのしむことができます。
※植物採集してよい場所か確認してから遊びましょう
(撮影協力 葛飾二葉幼稚園)
草花を摘んでおままごとの材料に
公園などで拾い集めた草花や、花壇やプランターで咲き終わるころの花びらを摘んで、おままごとの材料に使ってみましょう。
砂場の砂でケーキの形をつくって…
きれいな花びらや草を飾るだけで、ケーキになります。
色とりどりのお花のケーキができました。
草花と水であそぶ
今度は、摘んできた草花と水を使って遊んでみましょう。
小さなペットボトルにお気に入りの草花を入れて…
中に水を入れたら、きれいな水中花のできあがり。
光が差し込んできれいに輝きます。
※水入りペットボトルを日の当たる場所に置くと太陽光により火災につながる危険があります。
ポリ袋の中に草花と水を入れて、吊るしておくだけでもかわいいアート作品に。
葉っぱジャンケン
子どもの好きなジャンケンあそびを、葉っぱを使ってやってみましょう。
まずはお気に入りの葉っぱをたくさん集めます。
2人組になって、集めた葉っぱから一枚出して、ジャンケンポン。
今回のジャンケンは「おおきい」葉っぱの勝ち。
どっちが大きい葉っぱかな。
次の勝負は…
「ざらざら」した葉っぱの勝ちです。
葉っぱの長さや大きさ、触り心地など、さまざまな角度から勝ち負けのルールを変えて、ジャンケンをたのしみましょう。
ジャンケンゲームをすることで、葉っぱにはいろいろな形や感触があることを観察できるようになります。
子どもたちの日常にある身近な自然に目を向けると、不思議なことがたくさんで、主体的に遊ぶ姿が生まれてきます。
みなさんも自然の中にあそびのタネをみつけてみてください。
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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