あそびのタネ 草花①
お散歩で見かける道端の草花。足元に落ちているドングリや落ち葉。公園の隅っこにある小石や小枝。身のまわりをじっくりと見直せば、たくさんの命や自然の営みに出会えます。そのすべてがたのしいあそびのタネになります。
今回は「草花」を使ったあそびを紹介します。
自然遊び監修: 高橋京子
季節を彩る草花は、見ているだけで、たのしいもの。香りをたのしんだり、形を生かして工作の材料にしたり、さまざまな遊びをたのしむことができます。
※植物採集してよい場所か確認してから遊びましょう
(撮影協力 葛飾二葉幼稚園)
草花のクレヨン
まずは自然の中にたくさんある「色」で遊んでみましょう。公園などで、好きな色の草花をみつけ、摘み取ってみましょう。
摘み取った草花を指先でもんで、紙のコースターにこすってみると、草花のクレヨンになります。
お気に入りの色を塗っていけば、自然の色がたのしめるオリジナルの草花メダルに。
こうして夢中で遊ぶうちに、子どもたちの草花や木々の色への興味が高まります。
草花のファッションショー
次は、草花を使っておしゃれをたのしんでみましょう。
シロツメクサの花をたくさんとってきた女の子。シロツメクサの花は、あたたかくなると公園などでたくさんみかけることができます。
シロツメクサの茎を編みこんでいくと…
シロツメクサのかんむりになりました。
次は、紙などで作ったかんむりに草花を両面テープで貼ってみます。
世界にひとつだけの個性豊かなかんむりに。
今度は、ポリ袋を開いて草花を貼りつけてみます。
お気に入りの草花のスカートになります。
子どもたちの日常にある身近な自然に目を向けると、不思議なことがたくさんで、主体的に遊ぶ姿が生まれてきます。
みなさんも自然の中にあそびのタネをみつけてみてください。
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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