赤ちゃんにはどんな絵本を選んであげたらよいのでしょうか。0~2歳児くらいの子どもに向けて、発達に合わせた絵本を選ぶポイントや、絵本が持つ力について、専門家に教えてもらいます。
専門家:
代田知子(一般社団法人 日本子どもの本研究会会長/NPOブックスタート理事)
とよたかずひこ(絵本作家)
どんな絵本を選んだらいい?
絵本の読み聞かせ方、どうすればいい?
絵本を通して、おもしろいこと・たのしいことがいっぱいあると伝えていきたい
とよたかずひこさん
私たちはいろいろな不安な世界で生きていますよね。それを少し払拭して、子どもたちに向けて、絵本を通して「生きていれば、おもしろいこと、たのしいことが、いっぱいあるんだよ」と強く伝えていきたいと思っています。
絵本は感受性・想像力・言葉の力を培う
代田知子さん
0~2歳のころの絵本のたのしみ方は、親子で絵本を使ってたのしい時間をつくるのが入口です。大人が思っているよりも、子どもは絵本の世界に深く入り込んで、なりきって、たのしむことができる感受性や想像力を持っています。そして、すてきな言葉をたくさん聞くことで、ものを考えるときに必要な言葉の力を培います。そんな絵本に出会うように、読み聞かせをたくさんたのしんでみてください。
りんたろー。さん
動画などに頼りがちですが、絵本にはめくるたのしさ・スピード、匂い、たくさんの余白があると思いました。絵本のたのしさと奥深さを伝えていけたらいいですね。
丸山桂里奈さん(MC)
これから絵本を読み聞かせるときには、とよたさんの顔が思い出される気がします。落ち着いて読めるような気がします。