着られなくなった子ども服や、捨てられない子どもの作品などを、すてきなアイテムに変身させるアイデアを紹介します。

講師：
いしかわ☆まりこ（造形作家）

くまのぬいぐるみ

ごっこ遊びがたのしい「くまのぬいぐるみ」です。

材料は、子どもの着られなくなったTシャツ、靴下、フェルトのパーツ、綿です。

作り方

Tシャツのおなかの部分を切り取ります。

裏返して、あいている部分をなみ縫いします。
※縫い目がわかるように赤い糸を使用しています

綿を入れる部分を縫わずに残しましょう。

表に返して、綿を入れます。

あいている部分をコの字縫いします。
コの字縫いは、1針糸を通したら、反対側に1針、また反対側に… と繰り返す縫い方です。

糸がカタカナのコの字を描くように渡っています。

引っ張ると縫い目がほとんど表に出ず、布の合わせがキレイになるんです。

くまの体が出来上がりました。
次は、耳と手足を作ります。

耳は、靴下の甲の部分を正面にして、履き口を中に折り込みます。

かかとを入れて整えればOKです。

手足も、耳と同じように折り、折ったところをなみ縫いします。
引っ張ってから玉留めすればかわいい形になります。

同じように合計4つ作ります。

耳と手足を、コの字縫いでくまの体に付けます。

顔のパーツはフェルトを使います。
鼻先は布用接着剤で付け、まつり縫いで体に付けましょう。

くまのぬいぐるみの完成です。

おばけ抱き枕

着られなくなったロンパースで作る「おばけ抱き枕」です。

ロンパースを使うと、子どもが赤ちゃんだったころを思い出せる作品になりますよ。

作り方

ロンパースの腕の部分を中に入れます。

襟周りから肩にかけて、折り込んで形を整えます。ここがお化けの頭の部分になります。

頭の部分・股の部分・前の開き（赤線の部分）をコの字縫いで閉じます。

裾はなみ縫いします。留めるときに、裾を折り込んでから引っ張って玉留めします。

綿を入れて、前の開きを縫って閉じます。

ひっくり返して目のパーツをまつり縫いでつけたら完成です。

ボリュームがあって肌触りのいい抱き枕。思わずぎゅっとしたくなりますよね。

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着られなくなった子ども服をおもちゃにすると成長を記録できます。たのしく遊んでくださいね。

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