気になる子どもの発達
子どもが、こだわりが強くてかんしゃくが抑えられなかったり、ことばがなかなか出てこなかったり、繊細で臆病すぎたり。「もしかして、発達に問題があるの?」と気になってしまう…。でも、気になる子どもの行動には、必ずその子なりの理由があります。どんな特性の子どもでも生き生きと育つ関わり方について、専門家と一緒に考えます。
専門家: 星山麻木(明星大学教育学部 教授/特別支援教育)
今回のテーマについて
―― 子どもの気になる行動や困った行動には、必ず理由があるのでしょうか?
脳の機能の違い(特性)を理解すると、子どものよいところが見えてくる
星山麻木さん 実は、子どもたち自身がいちばん困っているのです。目に見えにくいのですが、子どもたちには感覚の違いがあります。感覚の違いは、心・情緒と関係があります。脳の機能の違い(特性)を理解すると、子どもたちのよいところが見えてくると思います。
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