育児のハッピー みんなでシェアSP 子どもハッピー編(2)
毎日大変だけど、ハッピーなことも多いのが子育て。そんな子育てで感じたハッピーを2回に渡りみんなでシェアしていきます。1回目は、子どもたち自身がハッピーを感じている瞬間です。番組に寄せられた、さまざまな「子どもハッピーエピソード」を紹介します。
ハッピーゲスト: 岩立京子(東京家政大学 教授) あばれる君(お笑いタレント/2児のパパ)
子どもカメラ ハッピー写真集
ここで、番組に寄せられた子どもが撮影したハッピーな写真の数々を紹介します。
連射自撮りでハッピー
お子さん6歳・4歳のご家族より 次女(4歳)がハッピーな瞬間を撮影した、スマホのある機能を使った写真がこちらです。 娘はとにかくスマホ自撮りをたくさんします。スマホを置いていると、自分でカメラを起動させて撮影。なぜか連写で撮りまくるので写真フォルダは同じ顔の自撮り写真でいっぱいです。 こんな写真もたくさんあります。
古坂大魔王さん(MC) 連射写真、微妙に表情が違っていて、これでひとつの作品ですよね。2つ目の写真も、全部お気に入り(♡)がついてますね。
鈴木あきえさん(MC) かわいいですよね。いろんな表情が見れておもしろいですね。
―― 岩立さん、このような写真を撮りたがるのは、どのような気持ちがあるのでしょうか。
自分で撮ってたのしむ。誰かに見せてリアクションをたのしむ
岩立京子さん お子さんは、自己認識が発達してきて、自撮りで自己を見る、そんな発達の表れもあるのだろうと思います。2番目の写真は、変顔を撮ってたのしんで、周りのリアクションもたのしんでいると思います。
何気ない日常にハッピー
お子さん9歳・7歳・5歳のご家族より 長男(7歳)が撮影したハッピーな瞬間です。 撮りたいものがあると、スマホのカメラで撮影するんです。 「ポーズ!」などは言わずに撮影するので、家族が過ごしている何気ない日常が写っています。
古坂大魔王さん(MC) ママの感情表現がいいですね。
岩立京子さん 本当に豊かですね。いい瞬間を撮ろうという気持ちではなく、日頃、心に響いたものを撮っていると思います。ママの表情が豊かで、大好きで面白くてシャッターをたくさん押している。ママが好きで写真に残しておきたいのでしょうね。
古坂大魔王さん(MC) たしかに、好きな感じが伝わってきますね。
鈴木あきえさん(MC) この子だからこそ、撮れた写真ですよね。
あばれる君さん すばらしい、ハッピーですね。
ママ・パパの2ショットでハッピー
お子さん4歳のご家族より 息子(4歳)は、ママ・パパのスマホでしょっちゅう動画撮影をしています。 なぜか、スマホを床に置いて撮影するのがお気に入りで、息子が撮影した動画はほとんどこのような感じです。でも、写真撮影になると違います。 写真のほとんどがママ・パパの2ショットなんです。ふだんからママ・パパに大好きな思いを惜しみなく伝えてくれるんです。子どもがカメラを操作して撮ってくれるのがうれしくて、自然に笑顔になります。夫婦でカメラを向けられることもあまりないので、ここぞとばかりに寄り添ってみたりします。
古坂大魔王さん(MC) パパとママが、仲よく一緒に写ってる写真が撮りたいのでしょうね。改めて、「親は仲よしでいないとな」と思いますね。
鈴木あきえさん(MC) 名カメラマンですね。この子の世界観が見られた気がします。
いい写真はプリントして飾るのがおすすめ
岩立京子さん 本当ですね。日頃から夫婦の関わりを見ていて、その見方で撮っていると思います。夫婦仲のよさが表れているのでしょう。 おすすめは、いい写真をスマホの中に置いたままにせず、プリントして飾っておくことです。冷蔵庫でもどこでもいいと思います。すると、写真を見るたびに家族がコミュニケーションしたり記憶を想起させたりします。そのような研究もあります。写真を見ることで、親子ともに自己肯定感、自尊心があがるのです。 たくさんの写真をしまっておくのはもったいないので、写真を通して家族のコミュニケーションを増やしたり、家族の絆を深め合ったりしていくのがいいと思います。
古坂大魔王さん(MC) とても重要なことかもしれません。スマホの中にあるから大丈夫と思っても、見ることがなければないに等しいですよね。写真館で撮った子どもの写真を飾っておくと、そのたびに記憶がよみがえります。1歳のころの写真もありますが、子どもに写真を見ながら話しているので、子どもの記憶になくても話で覚えているんですよね。
岩立京子さん 例えば、イライラしたときも、赤ちゃんのころの写真を見るとやさしくなれるかもしれませんね。
鈴木あきえさん(MC) そうですよね。写真を見ると一瞬でそのときの気持ちに戻れます。
最後に
あばれる君さん ずっとハッピーでしたね。家族の幸せエピソードに、「うちも!うちも!」と共感できました。
古坂大魔王さん(MC) やっぱり、ハッピーな話をするのはいいですね。
岩立京子さん 本当ですね。子どものハッピーは、親も家族もハッピーにしますね。そんな経験を積み上げて、家族の絆が深まっていくのだろうと感じました。
古坂大魔王さん(MC) ハッピーや、踊ったり、笑ったり、喜怒哀楽を見せるのが少し恥ずかしいイメージはないですか? 育児に関しては、ハッピーの部分を伝えていかないといけないと思います。「たのしいね」「かわいいね」と、みんなが伝え合えるとうれしいと思います。
鈴木あきえさん(MC) ハッピーがテーマの回は、「すくすくクリニックからハッピー処方箋をもらった」と感じます。みんなの子どもハッピーを見て、我が子にすぐ会いたくなります。家に帰ってからもハッピーを続けていきたいですね。
この内容が放送された「すくすく子育て」の番組記事を読む
- 育児のハッピー みんなでシェアSP 子どもハッピー編 (1)
- 育児のハッピー みんなでシェアSP 子どもハッピー編 (2)
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