おうちでちょこっとヘアカット(1)準備・前髪編

クリップ
クリップ

3

2024/09/09

出典:まいにちスクスク[放送日]2024/09/05[再放送]2024/09/09

かわいい子どもの目にかかる髪。うっとうしそうだから何とかしてあげたい、かっこいいヘアスタイルにしてあげたいですよね。手軽にたのしく、おうちで子どもの髪の毛をカットするコツを、子ども専門美容室で10年以上髪を切ってきた鈴木舞子さんに教えてもらいます。

講師:
鈴木舞子(美容師)

家でのヘアカットは、子どもとのコミュニケーションにもなります。子どものなりたい髪形や、好きなキャラクターに寄せていくと、盛り上がってたのしいですよ。

ヘアカット前の準備

子どもの髪を切るとき、髪を切る人と子どもをあやす人の2人体制だと、切る人の負担が減ります。

1人で切る場合は、子どもの好きなおもちゃなどを箱に入れて、いくつか用意しておくと便利ですよ。

道具の準備

まずは、道具の準備です。

ハサミは、先がとがってないヘアカット用のハサミを使いましょう。安価なハサミは切れ味が悪い場合があり、切るときに髪が引っかかって痛い思いをすることもあります。

スキバサミは、刃がクシ状になっているハサミです。

髪の毛の量を調節するのに便利です。

髪を切るときは、ケープとタオルを使います。

ケープがなければ、ゴミ袋で代用できます。

ゴミ袋の底の部分を切ると、簡単ケープができます。子どもの頭を通して、首元に隙間がないようにテープを貼って調節します。このとき、首が苦しくならないように気をつけましょう。

小さい子がケープなどを嫌がるようなら、タオルだけでも十分です。

床が汚れないように、レジャーシートやゴミ袋を使います。

子どもの座るイスの下に敷きましょう。

ヘアピンやヘアゴムは、髪の毛をブロック分けするときに使います。
これで準備OKです。

前髪カットの前のワンポイント

ハサミを子どもの肌にはわせず、必ず髪を持って切りましょう。

子どもの肌は薄いので、傷ついたり、赤みが残ったりすることがあります。指で常にガードしましょう。

前髪の切り方

今回は、初心者にオススメなスキバサミを使います。
まずは、髪を短く切る方法です。

前髪をくしでとかしたあと、3ブロックに分けます。

真ん中の髪を持ち、切りたい長さより少し長めにちょこっと切り、ハサミを2~3回開閉すると切れます。
このとき、髪を持った指の上側を切ります。こうすると切った髪を持った状態になるので、子どもの顔にかかりません。

左右も同じように切ります。

髪のすき方

次に髪をすきます。

先程と同じように3つに髪を分けます。

髪をつまんで、3回ほどねじります。髪の真ん中より毛先側を3か所ずらしながらハサミを入れます。

くしを通して、正面から見て長さがそろっているか確認しましょう。

すくと自然で、さっぱりしますね。


初めて髪を切るときは「ちょこっと切り」がオススメです。1日で全部を切ろうとせず、親も子どもも、少しずつ慣らしていきましょう。
ちょこっとヘアカットで、ちょこっとスッキリ、ちょこっとかわいくなっちゃいましょう。


まいにちスクスク「おうちでちょこっとヘアカット」の番組記事

まいにちスクスク
 
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら

PR

×     閉じる